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茜色と日常な日常物語  作者: 正月と言わずに一年中おぞーに食べたい
1/2

壱 冷蔵庫とぐぅたら少女な毎日

うん、ノリと勢いで書いてみたZE

虫の音が聞こえていた

「いやはやなんとも、虫の音がきれいですなぁ、お兄さんや…」

「お前はババァか、ってかほんとにお前んちの冷蔵庫って優秀だよな」

「なに?春なのに秋的な雰囲気出せるから?正直秋っぽくなってくれるのは嬉しいけど秋になったときの楽しみなくなるから嫌かなぁ」

私は少し考える

「そうだ!うちのと赤月の冷蔵庫交換してや!」

「お断りだふざけんな」

そう、ずばりうちの冷蔵庫は古い、軽く20年前後は使ってる(しかも貰い物だからもっと経ってるかもしれん)

そんなうちの冷蔵庫には贅沢な機能がついている



そう!なんか知らないけど超虫の声に似た謎音を出してくれる、つまり誰かが3分毎に冷蔵庫の側面を平手打ちしてあげないとリビングは年がら年中秋になる。これが本物の千秋ってね!

まぁそんなことで全然嬉しくない冷蔵庫とともに家の畳でゴロゴロしてるわけだが…こいつが家に来ることは予想外だったな…こいつなかなかめんどくせぇからなぁ

「なーんで毎回うちの家に来るん?もしかしてうちに惚れた?」

「あほか、誰がお前みたいなぐぅたら女に惚れるカッツの…でもなんか知らんけど落ち着くのよね」

「とかいってぇ、ホントはうちに会いに来たんとちゃうん?」

「うん、本気で言ってるならショックにならんうちに今の発言撤回したほうがええで?」

「発言を撤回させていただきまっする!」

「お前の辞書に筋肉という文字があったのか」

「昔私は結構運動できたんだよぉ?確か…100m走20.4秒だったかな?」

「…………なぁ茜よ、中学女子の100m平均聞きたいか?」

「遠慮しとくわぁ」

「ってか赤月勉強ばっかしてないで宮島行こうや」

「お前な、明後日テストって知らんのん?」

「うち天才やから」

「じゃぁ全教科合計で475点な?負けたらフェリー代奢れ」 

「数百円ぐらいけちんなよ、レディーファーストって言葉を知らんのかこの男は」

「言葉の使い方を知らんやつに言われたかねぇな、ってか取れない前提かよ…」

「ねぇいいじゃん一時間位、あと揚げもみじ奢って!」

「しゃあねぇなこのページ終わったらな」

「やったぜうっほい」

「ぐぅたらの次はゴリラか、お前にお似合いやな」

「うるさいなこのガリ勉男、さっさと済ませて支度せんかい!」

「ハイハイわかりましたよ」


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