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放浪の旅人日記  作者: アオさん
3/4

茶を淹れる湯は80℃位がちょうどいい

飯テロ小説になりそう

「おう。起きたか」

横を見ると友人の面影を残した天狗がいた。鼻は伸びてはいなかったが。

「やはりお前の方が先に死んだから、転生自体は速く終わったか。なあミッズ。」

体を起こそうとしたが、体が固くなかなか思うように動けなかった。転生したとはいえ、いきなり動ける訳では無さそうだ。

「死後硬直もあったからなぁ~。まぁゆっくり茶でも飲みながら、情報交換と行くか。」

こんな状態で体は動く訳ではなく、ミッズの淹れた茶は、旨いのを思い出し、その意見に賛成した。

「まず、俺らは一度死んだ。そして………」

「髭を伸ばした仙人とやらに俺は陽の力とやらと」

「俺は陰の力とこの姿をくれた。」

ミッズも俺も首を傾げてしまう。仕方ないのだろう。現実の流れに逆らってるのだから。

「まぁでも、もう一度命を貰ったんだ。長生きしてやろうぜ。」

「せやな。でも俺らはまずそれ以上に、考えなければならない事がある」

やはり、「飯と雨風凌げる場所だな。」

考えは同じようでハモる。

「飯は俺が作れるな。」

狼の見た目をしたアオは、意外なことに飯はそれなりの物は作れる。

「そうだな。飯は頼むわ。俺は………家を魔法でポポイと建てたいが………」

ミッズは魔法の使い手だ。俺は刀使う剣士だけど。

「まぁ。ゆっくり考えようか。茶を飲みながら」

「だな」

ミッズが淹れた茶を一気にアオは飲んでしまう。

「あっつ!」

想像通りの事をしたアオに対してミッズは笑っていた


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