第18章:ジャック2
…ううっ真っ暗だ。
「ボーイ、ボーイ!!」
目を開けると、慌てているジョンさん。
「起きてください!!」
「どうしたんですか?」
体制を立て直し改めて聞いた。
どうやら、本を読みながら、寝てしまったようだ。
「ジャックされたらしいんですよ!!」
ばれてしまったのか!!!!!
「今放送で流れてて…。みんな、家族に、連絡を取ろうと必死ですよ。ボーイ!?」
…僕はもう家族はいない…
「あっ、ありがとうございます。家族に連絡取らなきゃ!!」
僕も必死の振りをする。
犯人からの放送が流れた。
「これから、アメリカに要求をする。その間はじっとするんだ。下手の真似をしてみろ、その場で命を落とすことになる。」
そんなことを言われて、おとなしくする人がいるだろうか。
「キャーーーーー」
機内は大パニックだ。
そのとき、
バンッ!!!!!!!
銃声が鳴り響いた。
威嚇か…。
それとも
射殺か…。
それ以降、乗客はおとなしくなった。
そのころ、パイロット室では…。
「このまま、アメリカに向かえ!!!!」
「そんな!燃料が持ちません!」
「いいから、向かえ!」
「海に落ちますよ!」
「がたがたいってねぇで、やろうとしたらどうだ。今の間の燃料がもったいねんだよ!!!!!!!!」
命…。
しばらく更新できず、申し訳ありません。
これからも、何卒よろしくお願いします。
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