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ストーカー・ラブ  作者: sitis
テストの幕開け
46/68

記念 総合PV10000突破

総合PV10000突破!書いててよかった…!(泣)

「亮太くん!私たちの生活が10000回見られてるらしいです!」

「なんだどうした!?ストーカーでも出たのか!?」

「違います!ストーカーは私です!」

「何も異論は無いがしかしそれでいいのか!?」

「こほん。閑話休題です。すごいんですよ!乾いてる人を訪ねた際、涙を流しながら「書いててよかった…!」と言ってました!」

「乾いてる人か。ちょうどいい。俺も話があるんだよ。あいつたびたび俺に乗り移るからな…」

「さて!これは総合PV10000記念のショートショートです!」

「今回は俺たちの普段の生活をお見せしたいと思います。それでは、どうぞ!」


ーーー夜のお仕事ーーー

「真子…」

「亮太くん…」

 夜、ベッドの上。

 俺たちは、互いを激しく求めあっていた。

「真子、いくぞ…!」

「はい…来て、くださ…ああっ!」

 身も心も一つになろうとしたその時!

「ドッキリ大成功!僕だよ、僕!」

「し、慎!?何故だ!ていうか、さっきまで真子だったはずだよな!?」

「あれは変装だよ!それより、ほら、続きをしようよ!」

「ちょ、ちょっと待て、俺は掘られたくな、アッーーー」

 そして朝。

 チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえる。窓からは柔らかい日差しが入り込んできた。

 ベッドからゆっくりと上半身を起こして、一息つく。

 その後、伸びをして、体の調子を確かめたあとに一言。

「………夢か………」

 現実は小説よりも奇なりとは言うが。

 夢より奇なことはほとんどないだろう。


ーーーアニメーーー

「慎。お前、このアニメで誰が一番可愛いと思う?」

 ある日の休日。たまたまビデオ屋で見かけた某這い寄る混沌のアニメを見ながら、俺は唐突に質問した。

「僕?僕はやっぱり、銀髪美少女かな。純情だし、一途だし、最高だと思うよ」

「わかってないな、慎。一番は茶髪のクラスメイトに決まってるだろ。一途で、片想いの乙女のいじらしさが最高だ」

 ここで女子軍登場。

 真子は見て分かるほど怒っており、アネゴはこころなしかムスッとしていた。

「…ど、どうした?二人とも」

「なんでもないです!」

「なんでもないよ!」

 ここで整理しよう。

 真子…銀髪 犬系美少女 夜の情事大好き 主人公(オレ)と同居

 某這い寄る銀髪…銀髪 犬系美少女 夜の情事大好き 主人公と同居

 アネゴ…茶髪 気が強い 主人公(しん)とクラスメイト 後ろ結び

 某茶髪のクラスメイト…茶髪 気が強い 主人公とクラスメイト 後ろ結び

 つまり、それぞれ重ねるところがあって、それが全く逆だったようだ。

 女心は海より深い。そして、この二人の怒りは山より高いのだろう。

 俺たちは、諦めて説教を受けることにした。

 説教は二時間に渡り、最後には真子が泣き出して、なだめることになりました。

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