記念 総合PV10000突破
総合PV10000突破!書いててよかった…!(泣)
「亮太くん!私たちの生活が10000回見られてるらしいです!」
「なんだどうした!?ストーカーでも出たのか!?」
「違います!ストーカーは私です!」
「何も異論は無いがしかしそれでいいのか!?」
「こほん。閑話休題です。すごいんですよ!乾いてる人を訪ねた際、涙を流しながら「書いててよかった…!」と言ってました!」
「乾いてる人か。ちょうどいい。俺も話があるんだよ。あいつたびたび俺に乗り移るからな…」
「さて!これは総合PV10000記念のショートショートです!」
「今回は俺たちの普段の生活をお見せしたいと思います。それでは、どうぞ!」
ーーー夜のお仕事ーーー
「真子…」
「亮太くん…」
夜、ベッドの上。
俺たちは、互いを激しく求めあっていた。
「真子、いくぞ…!」
「はい…来て、くださ…ああっ!」
身も心も一つになろうとしたその時!
「ドッキリ大成功!僕だよ、僕!」
「し、慎!?何故だ!ていうか、さっきまで真子だったはずだよな!?」
「あれは変装だよ!それより、ほら、続きをしようよ!」
「ちょ、ちょっと待て、俺は掘られたくな、アッーーー」
そして朝。
チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえる。窓からは柔らかい日差しが入り込んできた。
ベッドからゆっくりと上半身を起こして、一息つく。
その後、伸びをして、体の調子を確かめたあとに一言。
「………夢か………」
現実は小説よりも奇なりとは言うが。
夢より奇なことはほとんどないだろう。
ーーーアニメーーー
「慎。お前、このアニメで誰が一番可愛いと思う?」
ある日の休日。たまたまビデオ屋で見かけた某這い寄る混沌のアニメを見ながら、俺は唐突に質問した。
「僕?僕はやっぱり、銀髪美少女かな。純情だし、一途だし、最高だと思うよ」
「わかってないな、慎。一番は茶髪のクラスメイトに決まってるだろ。一途で、片想いの乙女のいじらしさが最高だ」
ここで女子軍登場。
真子は見て分かるほど怒っており、アネゴはこころなしかムスッとしていた。
「…ど、どうした?二人とも」
「なんでもないです!」
「なんでもないよ!」
ここで整理しよう。
真子…銀髪 犬系美少女 夜の情事大好き 主人公と同居
某這い寄る銀髪…銀髪 犬系美少女 夜の情事大好き 主人公と同居
アネゴ…茶髪 気が強い 主人公とクラスメイト 後ろ結び
某茶髪のクラスメイト…茶髪 気が強い 主人公とクラスメイト 後ろ結び
つまり、それぞれ重ねるところがあって、それが全く逆だったようだ。
女心は海より深い。そして、この二人の怒りは山より高いのだろう。
俺たちは、諦めて説教を受けることにした。
説教は二時間に渡り、最後には真子が泣き出して、なだめることになりました。




