第五章版 人物紹介
◆教師陣◆
ヨシュアン・グラム
とうとう死んで蘇った主人公。
リスリア王国の外からやってきた異邦人で、出生は未だに謎。
天上大陸を目指す夢追い人で、自宅で何かしらの手段を構えている。
26歳、そろそろ誕生日の本格的アラサー。好みのタイプは、胸の大きな――包容力のあるリィティカみたいな人。でも好かれるのはもはや癖の塊のような女性ばかり。
皮肉屋で図太い上に神経質な部分もある。未だに続く内紛気分も手伝って厭世的。生徒たちには拳を振るうなど手荒い面こそあるが、それは歪んだ親心の表現。
身内にはぬるく、交友関係はカオスの一言。生徒たちとは信頼関係を築いているようだが、最近、とうとう姫様まで陥落した模様。
恋人を失った復讐のためにザ・プールの扉を開き、謎の存在に心の大半を捧げ、憎悪のみの存在に成り下がったものの半年の教師生活で感情を取り戻しつつある。長い。
根源界にて再会した大事な恋人フィヨや出会えなかった娘シアンよりも生徒たちの未来を大事に想い、生き返ることを決意。決意でどうにかなるレベルの話ではないのに復活するあたり、突き抜けて何かがおかしい。
その際、果ての荒野で見た感情の復活は彼にどんな影響を与えるのかはまだまだわからない。
内紛時は蒼刃遊撃隊に所属。数少ない生き残りの一人。
職業は術式具元師で、完全な自営業。
担当教科は術学、兼、学園の理不尽担当。
イカレポイントは『全てを覆す憎悪』。時には机も人も割る。
【タクティクス・ブロンド】内ではもっとも『操作性』に優れ、何種類もの術式を同時に操り、融合させる『特異性』を持つ。
スキル&称号
【輝く青銅】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人だからといって生き方は変えられないんだぜ?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。視力までは良くならない。
【ハックマスター】:源素の操作に長けた者に与えられる称号。裏技? 不正アクセス? チート? NO、努力の結果です。
【貴族嫌い】:貴族が大嫌いな人に与えられる称号。ブルジョワジーは滅ぶべきです。
【生徒想い】:【教えて大先生!】【××教師】の融合称号。その授業は全て生徒たちへのアガペーによって培われている。
【いきなり婚約者】:素敵な女性と知らぬ間に婚約者になる程度の能力――ではなく称号。何が不満なんだ逆玉だぞ、おい(-∀ー#)
【旅人】:【神話級】原生生物に見初められ、手に入る称号。何を持って旅人なのかは今は不明。今日も腹ぺこワンちゃんにご飯を作る毎日。
【動物虐待】:無自覚に動物を虐げる貴方に叩きつける称号。馬をいじめないでください。
【登り妃竜の食客】:愕王リューミンの食客に与えられる称号。そのつまらなさそうな顔を笑顔にしてやりたい?
【黄泉帰り経験者】:死んで生き返った者に与えられる称号? この世界はジャンプコミックスの世界ではありませんからね。
【**を***く*の】:自****・愚******・グ***討*****称*。永劫****突****にある未来*****。
【神話越え】:神話級を踏破したものに贈られる称号。お前は絶対、正体を隠す気がないでしょ?
【創造】:六訓の一つを担う始まりの思想。破壊を手に、何かを創り、築きあげる者は己と他者のためにあらねばならない。
シャルティア・シャルティロット
パーマセミロングの女性。ときどきアップ。クールな外見にマグマの気性を宿した才女。
体型維持に余年がないのんべぇ。猥談耐性持ち。ヨシュアンとは気が合うせいか、よくよく絡むことになる。
元下級貴族で現上流貴族。幼少時、内紛の間をくぐり抜け、物々交換や策謀で自分の家を押し上げた張本人。
庶子の立場のせいか貴族らしくないところがあり、貴族嫌いのヨシュアンでも拒否反応がないままで話せる。本人たちの思惑はともかく着々と仲良くなっている節がある。
怪談が苦手。
金儲けに無類の才能を発揮し、学園経済を救った手腕は絶大的な信頼を得ている。
性知識を披露したことにより一部の女子マウリィから『お姉様』と呼ばれているとか呼ばれていないとか。
数学宮の計算士であり、元老院直下の人材である。26歳、独身。
リスリア文化を法国へと示し、文化行動をそのまま催しへとした文化祭は両国間の親交を発展させるきっかけともなり、考案者として文化功績を実は検討されている。そんなことを当の本人は知らないでいる。
薄々、ヨシュアンの正体に気づきつつある?
と、同時にヨシュアンの告白まがいに何やら想うところがある模様。
担当教科は数学。
スキル&称号
【数字の天災児】:数学において類まれなる才能を権謀術数にすら当てはめる者に与えられる称号。目指せ女版モリアーティ!
【お金のマネージャー】:哲学者なんてもう古い? マネジメントをこなす女傑に与えられる称号。すべての金は我が掌よ……。
【教師の教師】:同じ教師でも迷わず怒れる熱きドロップキックに送られる称号。失敗すると脇腹を痛める自爆技。
【邪神探偵】:気難しい男の気遣いすら説き伏せる推理力に与えられる称号。不可解な恋の謎ほど解くのは容易い?
【お姉様】:溢れる性の知識を教える一つ上の女性に贈られる称号。女の子には手とり足とり、男には冷たい目線を。
【文化祭発案者】:リスリア初、文化祭という文化を発足した者に贈られる称号。とどけ、銀河のはちぇまで!
【意欲】:六訓の一つを担う、意志の大事さを示す言葉。例え何者であっても意欲を持たねば何も成し得ない。
へグマント・ラーシー
筋肉の塊のような40代男性。漢なヒゲと短い髪型が渋いオジサン。最近、頭を剃ろうかどうか悩んでいる。
実際の教師歴はなく、軍の訓練指導を行なった経歴だけなら10年勤務相当のベテラン域である。軍属での階級は騎士。個人の従騎士を持つ程度には勲章もある。平民出身で諸帝国との戦争経験者でもある。
それ以前は騎馬を主とした重騎士隊、三首馬重騎士隊の一員だったようで、騎芸は十分、【戦略級】に届く腕前。
生徒を軍人にさせる腕は他に類をみない感染力を発揮し、すでにヘグマントクラスは騎士を夢見る子までいる始末。
外見からもわかるように鍛え上げられた筋肉を使って、大剣や騎士槍を振り回す生粋のパワーファイター。フルアーマー装備でダッシュは日課でした。
また軍事関係のみ、素晴らしいINTを発揮するが教師力を競うポイント総合ではまさかのビリ。
ヨシュアンとの戦歴は一勝一分けとまさかの勝ち越し。今日も元気に肉体を鍛えている。
また年上らしく、年下を励ますなどといった大人の行動を自然と取れるあたり、貫禄に溢れている。
計画参加理由は依然、不透明ではあるがヨシュアン曰く安牌。
おそらく軍部が義務教育計画に中立の意を示していることが理由と思われる。
担当教科は体育。
スキル&称号
【軍用騎士】:軍部に属する騎士に与えられる称号。愛国者たちよ! 私は帰ってきた!
【筋肉万歳】:筋肉に関するスキルは当然習得済み。震えるぜ筋肉、燃え尽きるほどヘモグロビン! 刻むぜ筋肉のビート!
【拳で語れ】:熱い想いを拳で語る教師に与えられる称号。涙は拳で語るのだ!
【三首馬】:誉れある重騎士の一員に授けられる称号。筋肉はこの称号を得るために必要だったとは誰が思おうか……;
【規律】:六訓の一つを担う、法を守ろうとする意思。どんなかけ離れた者であれ、同じ法を守り、尊重できるのなら命を助ける友にもなれる。
アレフレット・フランクハイン
田舎貴族の末っ子で、地元では天才と持て囃されていたが、しかし、ヨシュアンのせいで天才も形無しである。実際は裏で努力する秀才タイプ。
王直下の組織、図書院の大司書で歴史について詳しく、自らに関わる偉人は調べずにはいられない癖がある。
すこし癪の強いところがあり、気に入らないことがあると怒る神経質な面がピックアップされているが、最近は教師として目覚めたのか方向性のある怒り方をしているよう。
色んな面で冷遇されている25歳。が、結婚生活はそんなに甘くなかった模様。
自分の家名が『貴族名鑑』に乗ってないことがコンプレックスであり、見返すための向上心は元より、彼の精神にもっとも影響を与えたのは内紛時の父親の死。
魔獣に対して忌避の気持ちを持たないという無知の罪を許せず、父の死を領民のせいにしたくなくて、教導的な立場にいる神官位を取るに至る。
学園ではヨシュアンと一緒に思想教育の計画を始め、魔獣に対する適切な処置と正しい考えを広げようと努めている。
いつか学園での行いが自領の領民たちにも行えるようにと願って。
その第一歩として行った魔獣講座の反響はまだ出ていないが、個人的には手応えがあった模様。
薄々、ヨシュアンの正体に気づき始めているようだが……?
担当教科は暦学。
モフモフ調べによると動機面での嘘はないらしい。白?
スキル&称号
【編纂マスター】:書籍に関する能力なら誰にも負けない人に送られる称号。本の虫ごときでは到達できない編集能力。
【三色開眼】:三色の源素が見れる者に与えられる称号。凡人がこの力量を得るまでに20年を考えると天才と呼ばれてもいい。
【ツンデレ先生】:きつい口調の上から目線でも本当は生徒が大事な教師に与えられる称号。そのためなら同僚に術式を撃つことも厭わない。
【探求】:六訓の一つを担う、無知のままであってはならないという意志。過去に何があり、今はどうなのかを知ることは大きな損失を防ぐ優れた行為である。
リィティカ・シューリン・シュヴァルエ
柔らかな髪質をアップにした髪型、穏やかな女性教師。
ヨシュアンから見ても低身長で、穏やかなのんびり屋。感情が高ぶると教鞭を振ってしまう癖があるが、これは教鞭でなくてもいいらしい。手短な長い棒みたいなのは皆、逃げたほうがいい。もちろんヨシュアンにとってはご褒美です。
今計画の参加動機は、弟子作り。
そろそろ弟子を取らなければならない手前もあって、今計画に参加した。という建前の下で投獄された師を恩赦で救うために参加したようだ。
魔薬に対して強い怒りや憤りを持ち、救済の手となるための薬品作りを実施している。
23歳、独身? 独身なのかどうかはもうきっと重要なことではない。
最近は当たり前のように疲労回復薬や治療薬や痛み止め、果てに酔い止めまで調合している。調合機材や材料が届いたので更に様々な調薬が可能に。
また第三章ではレギンヒルトとも友人関係になってはいるが、ヨシュアンとレギンヒルトの関係は絶賛、勘違い中である。
ベルベール調べと違わない証言から白に近いと思われている。
担当教科は錬成。
スキル&称号
【ココロスイッチ・恋】:恋の話を聞けばあの子も豹変。恋の話に興味津々なのはいくつになっても止められない止まらない!
【錬成術師】:数多の薬剤を作る者に与えられる称号。た~る♪
【ダメ、絶対!】:正しく薬道を進む者に与えられる称号。人間やめますか? と聞いて回るのです。
【慈愛】:六訓の一つを担う、他者を気遣う心。人の立場に立って考え、その人のためになることは廻り巡って自分のためになる。
ピットラット・イシーン
細身、長身、白髪に細目のセバスチャン。さる貴族の邸宅から計画に参加された執事さん。
三代渡っての執事職で、同じく三代に渡って主の教育係をしていたという超ベテラン。
趣味の調味料造り。裏で調味料のプロであるヤバケディムと意気投合していたりしているが本編にはまったく登場していない。
だんだんと充実していくヨシュアンの社宅の調味料棚が凄さを物語るだけ。
今計画では学園長と同じ後ろから見守るようなスタンスをとっているため影が薄くなりがちではあるが、地味に優秀なため、色んなサポートに回るせいでさらに影が薄い。
とある武術を習得していたようで、リスリアでも数少ない軟支配の習得者。その技量を活かしてリリーナに舞踊の形で教えている模様。
台詞量も少ないせいもあるが、喋る言葉は意外と重要なものが多い人。
今回もまた裏方、この人のエピソードはいつ解禁されるのだろうか;
計画参加理由はまだまだ不透明。
担当教科は教養。
妻は他界し、子供もいない。
スキル&称号
【敏腕執事】:優れた執事に与えられる称号。寝るときはもちろん髪をセットして正装、何時起きてもすぐに主の元へ。
【凄腕教師】:教師間競争に見事、トップを飾った教師に送られる称号。もちろん、プロですから。
【辣腕料理人】:素材の味は落とさない、調味料はもちろん自家製、その腕が霞むとき美しい料理の数々が披露される特級厨師。
【武道家】:なんらかの武術を修めた者に与えられる称号。この歳まで研鑽を積んでいるのなら間違いなく達人?
【四恩】:六訓の一つを担う、全てに感謝する心。国、親、世、神への恩、周囲全てへの恩情を忘れず丁寧に返していくことは次代へとその心を伝える。
クレオ・シュアルツ・アースバルト
義務教育推進計画の裁定役にしてリーングラード学園の学園長を務める老婆。
小柄な体躯といつもニコニコしている風貌で、穏やかな人そうに見えるが内部は策謀で色んな人を絡めとる狐のような人。
『貴族名鑑』に載っていない、三国の内情にも詳しい、国家から隕鉄の一部を管理している、もはやどんな立場なのかすら怪しい、まさに怪女。
全てを飲み込んで、黙して全てを語らない精神力こそ化け物の域。
王国の未来に必要な人材や学園のためなら悪事も厭わず、悪に手を染めても決して利益計算は怠らないところが厄介極まりない。
何らかの使命を帯びており、富が偏るとその相手を尋ねなければならない立場にあり、過去、ヨシュアンの敵アルベルタとも面識があったようだ。
また五章で発動した留学生制度の実施のせいか、王国の上役は賛否両論が起きていないのは学園長を相手に誰も問題にしたくないので黙っているせいだとか噂されている。
おそらくこの人こそが学園最大の謎である。
スキル&称号
【学園長】:全ての学ぶ者、教える者の頂点に立つ者に与えられる称号。老獪なのは伊達ではない。
【百識の悪徳】:悪すらも手段として使用する傑物に贈られる称号。正義も悪も彼女の前では同じ手段でしかない。
【リスリアの闇】:なんだか不穏な空気を感じ取れる老婆に与えられる称号。伊達に長生きしていない。
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◆生徒たち◆
成績表
SSS=才能+努力の勝利 SS=もはや教えることはない S=ちょーてんさい A=すごいっ! B=ふっつー C=まぁまぁかな? D=ダメダメ
◆ヨシュアンクラス◆
クリスティーナ・アンデル・ハイルハイツ
ランスバールの遠縁で王族の一つ、ハイルハイツ家の末娘。上に三人の兄がいる。髪色は黄金。身長はクラスで二番目、このまま成長すれば美女になるだろう美貌はある。でもまだまだお子様である。
フリル大好き14歳。
クラス内の戦闘ポジションはストライカー。得意の細剣で相手を突き刺したい、切り刻みたい。最近はますます暗殺者スタイルが板についてきた。
第一章のメイン生徒で、見栄を突破し、素直な心で受け入れることの大事さを知り、相手の立場に立った考えや立ち振る舞いを身につけてきた。
いつも喧嘩しているマッフルとは喧嘩しているほど仲がいいを地で行く。
術学A+++ 体育A++ 暦学C+ 錬成B+ 教養S 数学A+
こうしてみるとバランス型、でも武術は一直線。
第三章においてただがむしゃらに成長を臨むのではなく、目的意識を持って色んな相手から学ぶ姿勢を見出した。
第四章でも相変わらずのトラブルメーカーな面を発揮。寝癖は良いが髪癖が悪いと判明した。『幽歩』も順調に使えるようになってきている。
第五章では舞台劇の氷の女王パルミア役と演劇指導役に任命されるが、舞台の上での彼女の演技は微妙だったとは誰も突っ込まなった。
スキル&称号
【わがまま】:王族に遺伝するとされる人様を振り回す才能。空気に読まぬ、媚びず、顧みず。王族に遠慮はないのだ。
【ストライカー】:前衛の突撃要員に与えられる役割。縦横無尽に駆け回り、相手をかく乱、時には息の根を止めるアタッカー。
【氷の女王の演手】:高慢な女王を演じた貴女に贈る称号。おーほっほっほぶっ、まだまだ修練が足りない模様。
【海原の青】:青と緑の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『いさめる女帝』。海はいいぞ……。
担当教師より一言「先生のいない間、よく演技指導をこなしました。えぇ、そのせいか自身がおざなりだった部分は先生、見逃しませんよ」
マッフル・グランハザード
グランハザード商会の一人娘。王族が喧嘩相手の元気系商人っ娘。髪色は赤。身長はクリスティーナより少し下。自分のことを美少女と言ってしまう残念なところはあるが、村に居たら求婚者が絶えないくらいは美少女。
言いたいことは結構、すんなり口にする。
商売大好き14歳
クリスティーナとは犬猿の仲にも関わらず、一緒に買い物に出かけたりするあたり、気が合うのか行動パターンが似通っているのか本人にもわかっていない模様。
成果が伴わないと裏で努力をしたりと、妙な粘り強さを見せつけるところは幼い頃から商人として鍛えられた修行の賜物だろう。
急場に立つと誰よりも先に動けるところから芯は図太い。
クラス内の戦闘ポジションはアタッカー。片手剣とエス・ウォルルムによる突進力、様々な雑事に長けた部分からマルチアタッカーの面を持つ。
二章のメイン生徒であり、信用の形の裏表を垣間見、容易く信じる怖さ、誰をもっとも信用するかの岐路に立たされた。
今は信じる形として仲間を大事にしているようだ。
術学C+ 体育A++ 暦学B+ 錬成B+ 教養B 数学S
遺跡事件で自己犠牲心を発揮。頭と足に軽い怪我をする。
第五章の演劇ではまさかのスィ・ムーラン役(胸が少ないという理由から)に抜擢される。その結果、素晴らしい演技を見せるが途中で素に戻るなどまだ甘い部分が見られる。
スキル&称号
【商人の才覚】:輝かしい商才を発揮した者に与えられる称号。目指す夢は大富豪ですよプロデューサーさん!
【集中の才覚】:何かに没頭する、素晴らしい集中力に与えられる称号。集中することによって様々なパフォーマンスアップ! ついでにバストも……;
【アタッカー】:前衛の攻撃要員に与えられる役割。足を止めて相手と打ち合うことを前提にした純正の剣士。
【野火の赤】:赤と黄の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『放たれた燭台守』。ファイアー、アイスストーム、ブレインダムド!
担当教師より一言「マッフル君も主役をよく頑張りました。リリーナ君の一件といい、総合点は満点に近しいですが、くれぐれも慢心しないように」
セロ・バレン
貴族と平民の間に生まれた不幸な生い立ちを背負っていそうな気弱っ娘。クラスで一番、背が低い。
『バナビー・ペイター』をこよなく愛する12歳。
気弱な癖に感想はちゃんと口にしてしまうため、その素直さが自分を追い詰めている節がある。時にはヨシュアンを追い詰めることも。
クラス内の戦闘ポジションはサポーター&タンカー。略してサポタン。
資質も希少な白属性と、将来性のある子に育ちつつある。
今日も健気に頑張って、自立心も育み、料理もちゃんと覚え始めたヨシュアンの娘的存在。
パパはヨシュアン、ママはレギンヒルトが理想の家族だと思っている模様。
それが幸せな家庭という投影でしかないのだが、投影でもヨシュアンは応じてくれると理解してのこと。本人はまだ本当の願望に気づいていないようだ。
性差を理解した分、心が少し広くなった。
今はレギンヒルトを目指して特訓中。
レギンヒルトの戦闘スタイルを模倣したり、精神干渉で背景に花を咲かせるようになったり、着々と才覚が開花しつつある。
術学A+++ 体育D++ 暦学A 錬成A 教養A+ 数学B++
体育以外はAが多い子になりつつある。
スキル&称号
【ココロスイッチ・恋】:恋の話に興味津々なお年頃。だって女の子だもんっ。
【義娘ヲ狙ウ】:憧れのパパのために娘を演じる女の子に贈られる称号。白い人はダメなのですかっ。
【サポタン】:行軍中はサポーター、戦闘時は前衛の盾要員に与えられる役割。ひらがなで書くと『さぽたん』。
【花開く】:精神干渉を覚えた子にオススメされる称号。キラキラするのです。
【城塞の白】:白の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『星降る夜の子山羊』。弱くたって守れるもん。
担当教師より一言「精神干渉は実際に演劇でも使われる技術なので就職に有利ですよ」
エリエス・アインシュバルツ
優秀な術式師を多く排出しているレザナード領からやってきた無口系優等メガネっ娘。身長はセロよりも高くマッフルより低い。
知的好奇心に飢えた14歳。
黄属性の『眼』をレギンヒルトに開いてもらった。
ヨシュアンがエースと呼ぶくらいクラス内では優秀。
謎の施設『アインシュバルツ』で生活しており、ほとんど孤独な生活を送っていたようだ。
第四章のメイン生徒。
仲間との共同生活に伴い勘定表現も豊かになった。ただし瞳だけ。
基本を学んでからの応用力に目を張るものがあり、ロジカルや論理を重視する理屈や得た知識の組立はクラスの戦術家の立場を確立しつつある。
その反面、新しい知識や好奇心のうずくモノには豹変する癖があり、その様子は無表情と相まって怖い。
そして、第三章においては『人間への興味のなさ』が原因で戦術家としての欠点が判明。
第四章では他人の期待を誤って理解し、計算だけの冷酷な作戦を考え実行したが、足を踏み外す前に矯正できた模様。そして、仲間の思いを知って想いと求めの大事さを知る。
クリック・クラックとの遭遇で出生の秘密に触れられ、動揺してしまう面もあり、本人も知らない隠された何かについて、少し恐れと期待を抱いている。
術式具作りの才能だけではなく、資料から神話ベースの物語を作る才能も発揮し、才覚が花開いている模様。
術学S+ 体育A+ 暦学A 錬成A+ 教養A+ 数学A+
なんか可愛くなった。
スキル&称号
【術式具元師見習い】:初めて術式具を作った見習いに与えられる称号。千里の道も一歩から。
【無形の才覚】:ある種の万能天才に与えられる称号。どこに向かうかわからない矢の危険性とどんな方面にも活躍できる才能の塊の二面がある。
【キャスター】:後衛の攻撃要員に与えられる役割。後衛はおろか前衛に立っても遜色ないマルチプルなプレイヤーに進化しつつある。
【聖殿の黄】:黄に突出した万能属性を持つ者に与えられる称号。寓意は『盲目の賢人』。この病しいだ眼にもよく見える……。
【新人脚本家】:演劇の脚本を描く者に捧げる称号。あーあーあ~!
【動物大好き】:無感動系でも動物には心を開く。でも肉食に草食を近づけるのは堪忍して;
担当教師より一言「短い時間でよく脚本を描きましたが、脚本に忠実であろうとすると失敗しますよ」
リリーナ・エス・ル・ラーツァ
エルフの集落からやってきた不思議系エルフっ娘。
生徒たちの中でも一番、出るところ出てる15歳。当然、身長も一番高い。
『眼』持ちであり、緑色の源素と相性は抜群。しかし、逃避癖があったりエロに力を入れている部分がヨシュアンやクラスメイトをときどき、カオスに追いこむ問題児の一人。
クラスを家族とみなし、一番、気にかけている面を垣間見せた。
請われて術式具のデザインをこなしてみせたり、様々な分野に目を向けていくことを忘れていない。
クラスで一番、体術や肉体性能が高く、その性能は大人顔負け。勉強を聴き続けることや考え続けることができずに集中力を切らしたりと問題も多い。
五章のメイン生徒で、自身の能力と周囲の差に悩み、それでも家族観を持ち続けた結果、妹と見做した仲間に甘えられず失敗してしまう。
仲間が己の能力に足りない部分を補うということを理解し、より仲間に対する気持ちを高めていく。
クラスで唯一、目標を持たなかったリリーナもアルファスリンとの別れに際して再会を目標にするなど心の成長も強くあったようだ。
術学A++ 体育SS 暦学C++ 錬成C+ 教養C++ 数学A
かなりピーキーな性質。
なおこの成績はリリーナの特性上、興味度に置き換わることもある。
スキル&称号
【森の加護】:エルフに与えられる称号。森の中では実力の最大限を発揮し、植生や地形などのアドバンテージを得る。でも森の中でそうそう戦えるはずもないのですよ。
【スカウトマン】:前衛から中衛の警戒要員に与えられる役割。弓矢もできるので近中遠と全ての範囲をカバーできる。
【絶対記憶能力・弱】:興味の対象を確実に記憶できる能力。反面、興味のないものは一切、頭に入らない。
【イルミンシアの演手】:原初のエルフであるイルミンシアを演じた者に捧げる称号。どうやって増えたのかは永遠の謎です。
【君の元へ】;絆を紡いだ仲間へ約束することで生まれる称号。今、君に会いにいく……、レベルが足りません。
【森林の緑】:緑の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『連なる放浪者』。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
担当教師より一言「どんなに優秀でも一人でできることは少ない、そう学びましたね。では次はもう大丈夫ですね」
アルファスリン・ルーカルバーラ・ユーグニスタニア
法国の女王ヘルメ=フィリネ・パルミドーヴァ・ユーグニスタニアの三女でルーカンの巫女、そして、のじゃ姫である。
エルフィンドラッケンという特殊な種族で、角がチャームポイントで弱点。
モモ・クローミに憧れる13歳。
諸外国では『法国の巨大な爆弾』と呼ばれるほど悪名高い姫で、その原因は幼い頃から神殿作法、高等教育を埋めこまれた抑圧への反発心だった。
その反発心も法国の戦乙女モモ・クローミと触れ合うことで、人格面でパラダイムシフトが起きたようで『他人のことを考える』ようになった。
長年の問題だった性格面が解決されたことで外交場に立つこと許され、初の外交経験としてリスリア王国のタラスタット平原の浄化――四聖団の顔として抜擢される。
しかし、抜擢直後、スィ・ムーランの予言にある光の柱を目撃した法国は急遽、調査隊を四聖団に組み込み、調査をアルファスリンに命じる。
これによりアルファスリンはリーングラードに赴くことになった。
術学S 体育B 暦学S 錬成A 教養SS 数学A
このまま進めば間違いなく強キャラの成績。
第五章の裏メイン生徒。
姫という立場、巫女としての立場から同じ立場の人間がいなかったアルファスリンにとって二週間だけの仲間でも、同じ目線で苦楽を共にしたことは大きな衝撃と感動を与えていた。
別れの時には二度と会えない悲しみに大きく泣き叫んだが、リリーナの会いにいく発言により、希望を抱えて王都へと向かう。
人間として少し大きくなった模様。
スキル&称号
【海竜の加護】:代々、法国の血脈に受け継がれる強い浄化の才覚。強い術式の親和性はここから?
【爆弾姫】:国内から出たことがないのに噂だけで悪名が広がる姫に与えられる称号。どこぞの攫われ姫とは格がちがうのじゃ。
【テノートの演手】:大地と花の神を演じた者に捧げられる称号。天真爛漫な演技(?)に一同、スタンディングオベーション。
担当教師より一言「わかっているとは思いますが王都ではちゃんと姫らしく振舞うように。国の威信に関わりますよ?」
◆リィティカクラス◆
マウリィ・クロケッツ
西部の村落よりやってきたそばかす少女。ときどき腹黒、ところによりあざとい。
14歳という年齢の割に世渡り上手で、高額所得者でもあり独身のヨシュアンに興味がある模様。
恋愛か打算かは明確になっておらず、少なくとも惚れるに値するとは思っているよう。あざとい。
農業経験があり、家庭的な技術は一通り習得していて 面倒見もよく、ほかの子の勉強を見てあげたり、クラスの意見や意思統一をしたりなどの協調性もあって、優れたリーダー――お嫁さんの資質が見られる。
指揮官としての性能もあり、相手の弱点をうまく突くような作戦を立て、急場でも混乱せずに場を収めたり指揮能力は順調に伸びているようだ。
術学C+ 体育B++ 暦学B++ 錬成A+ 教養B+ 数学A
村落出の中でも才能があるタイプ。
実は最初は字も読めなかったのだが、三ヶ月でマスターしてしまっている。まさに義務教育計画のための人材だったりする。
性教育には興味津々だったらしく、目を輝かせて聞いていたという。
文化祭では東西南北の地方料理を振る舞い、あざとさすら演出に変えて舞台根性を見せつけた。料理の腕は法国の家臣団も食べられるレベルだったようで料理の腕がいつの間にか上がっていた。
魔獣遭遇経験1。
担当教師より一言「文化祭のお料理ぃ、おいしかったですよぅ。またみんなで食べられたらいいですねぇ」
スキル&称号
【焚火の赤】:赤の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『委ねる火走者』。赤の中でもちょっと良い適性の一つ。
【指揮官の才覚】:指揮の才能を発揮した者に与えられる称号。柔軟な発想と急場の立て直し……、軍師の可能性?
【地方料理人】:地方料理をマスターした貴女に贈られる称号。中央料理が食べたいです……っ!
◆ヘグマントクラス◆
フリド・マレッシュ
東部の農民村より冒険者に憧れていた少年。まっすぐで年長者を敬い、年下に優しい兄貴タイプ。15歳、全校生徒で一番、背が高い。
しかし、何の因果かヘグマントクラスに入り、兵士のように教育されたせいか今ではすっかり軍人気質に。
教育の裏面が洗脳と同義だと、ひそかに体現している好例。
出身地の影響もあり、フリド自身も暴力を間近で見て育ったためか力に対する憧憬を内に秘めている。
そのため、力を体現したヘグマントには素直な憧れと師事される喜びを、ヨシュアンには体格差すら関係なく冒険者を倒したことで強く尊敬することに。早まってはいけない。
同年代の女の子にはどう接していいかわからず、男性に興味を持つマウリィに対しては『痴女』として忌避している。
年相応にムッツリ。
特に性教育では知らなかった性の知識に目を輝かせていた。
キースレイトとは意外にも馬が合うようで、いつの間にか貴族平民、クラスの違いの垣根を越えて友人関係に収まっているが、五章では喧嘩していた模様。でも仲直りもしたようだ。
地味にシャワーを気に入っていたがどうやって作ったか忘れてしまい、悶々としている。
文化祭では槍演舞を披露。リスリアの武の未来を家臣団に見せつけたが、その型を分析されているとは夢にも思っていないフリドだった。
魔獣遭遇経験1。
術学D++ 体育S+++ 暦学C++ 錬成C 教養C+ 数学C
この脳筋もキースレイトのおかげでちょっとマシになりつつある。
担当教師より一言「良い演舞だったがまだまだ腰周りが甘い! 武器を振り回す全ての筋肉は腰から来ると思え!」
スキル&称号
【灯火の赤】:赤に適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『規律に繋がれた密集歩兵』。特に珍しいものでもないそうで。
【舞手見習い】:演舞を披露する初心者に贈られる称号。リズムに合わせてワンツー、ワンツー。
◆シャルティアクラス◆
ティルレッタ・シロディ・シェーヴァーン
西部、シェーヴァーン領、港街の領主シェーヴァーンの次女。
皆大好き電波ちゃん。思いこみと妄想だけで現実を突破するシナリオブレイカー。
父と母の命令は絶対と思っていたがシャルティアとの邂逅によって、上位者のくくりに両親以外のジャンル、教師が追加された。
余人には理解できないイマジナリーフレンド【エセルドレーダ人形】と常に一緒。
人を傷つけていいかどうかの判断が乏しかったが、いつの間にか人を慈しむことも覚えたようだ。
狂気じみた言動のせいでクラスメイトも接し方がわからないが周囲がうまく立ち回っている良い例。
クラスメイトたちが踏み込めないような謎でも平気で質問したりするため、『自分たちにはできないことをやる』という面では案外、信用されていたりする。ダメな部類の信用であることは言うまでもない。
試練中において【エセルドレーダ人形】を動かすという、とんでもない離れ業を披露、ヨシュアンはおろか周囲までドン引きさせた。
さらに文化祭中、ありえない色の精神干渉の術式具を作り出し、周囲をドン引きさせ、家臣団すらも驚かせた。
繊細な感受性で【囁くラタトスク】と意思疎通できるのも意欲のおかげ?
おや……? 謎生物の様子がおかしいぞ?
魔獣遭遇経験1。
術学B+++ 体育C 暦学A+ 錬成B 教養S+++ 数学B+
貴族教育の賜物で教養だけはピカイチ。
インドア派も少しは体力がついてきたかな。
担当教師より一言「私は法国を驚かせてみせろと言ったが恐怖させろ、とは言っていないぞ。あの術式具は封印だ」
スキル&称号
【純血の黒】:黒と赤の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『大卵を抱える猫』。禍々しい絵が現実を侵食する……。
【人形遣いの卵】:新しい戦術価値の可能性を秘めた人形遣いの卵に贈られる称号。エセルドレーダは生きている?
【??????】:????????????????????。
◆ピットラットクラス◆
キースレイト・ファーデン・アークハイツ
貴族の名門、アークハイツ家の長男。15歳。リリーナと同レベルくらいの身長。
王族ではないが爵位だけならクリスティーナの実家、ハイルハイツ家と同格。
四大貴族の本筋であり、代々ミドルネームは初代の名を刻まれる。
また内紛前後に処分された四大貴族最後の生き残りで、唯一、古くからのファーデンの直系血族。
スパルタ教育のためか勝てて当たり前だと思う姿勢を第一試練で木っ端微塵にされ、誇りの在り方を模索する。
その中でエリエスには期待を寄せており、ある意味で好意を寄せている。
ところで君、婚約者居たよね? 西岸部の貴族の。修羅場の構え?
個人的に思うこともあったのかヨシュアンの言葉の意味を真摯に受け止め、見下す形から見極める形に進化した。
その結果、庶民であっても尊敬できる部分があるのなら、敬意を表そうという気になった模様。
力があるフリド、心根が優しいティッドを見て友人になると決意する。
三人の相性は抜群で、後衛のキースを置いて、前衛をフリド、サポートにティッドを置くとかなりの連携性能を見せる。心技体と校内最強トリオである。
試練ではいつの間にか優柔不断を断ち、立派な指揮官としての才覚を示してみせた。
また文化祭では楽器の才覚と歴史認識から来る史実の再現、その先端を見せつけることで家臣団を唸らせた。
術学S+ 体育B+++ 暦学S+ 錬成A+ 教養S+++ 数学S
好意を寄せるエリエスに目の敵にされるが、まぁ頑張れ。
たぶんエリエスは恋愛感情に疎いぞ。
総合力的に全校生徒一。
担当教師より一言「文化祭での出来事はきっと君の糧になってくれるでしょうな」
スキル&称号
【指揮官の才覚】:全体的な連携を重視する指揮官に秘められた才覚。
【楽指揮の才覚】:全体の音をリードする者に捧げる称号。人がもっといたら間違いなく指揮者でした。
【草原の緑】:緑と青の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『公平なる天秤守』。緑の適性としてはかなり良い方。
◆アレフレットクラス◆
ティッド・メリトラ
南部のもっとも貧しい地区から来た女の子に見間違うくらいショタな子。12歳。
身長は若干、セロより低いことが最近の悩み。
素直で素朴、よく気がつき丁寧で穏やか、やや気弱ではあるが決して引けない気持ちがあるならちゃんと意見する子。でも、やや後ろ向き。
開校式の時からセロに一目惚れしており、しばらく自分の感情に戸惑い、術式の授業もうまくいかなかったのだが、自分の気持ちが恋だと自覚するにつれ術式の成績も良くなってきた。
迷いながらも日々、セロのために成長しようと努力し、その姿はクラスの中でも応援されている模様。
第三章ではセロに怯えられたことにひどくショックを受け、受け入れてもらえない恐怖と受け入れてもらうための努力を重ねることに。
第四章ではセロを必死で守るが強さが足りず謎生物に遊ばれる。
セロを待つことも重要だと理解し、同時に努力の姿を見せるために慣れない剣で第一試練に挑む。
第五章では作者の記憶にも残らないくらい地味な歴史研究と認識を家臣団に見せつけ、もっとも興味を引いたが武官には通用しなかったようだ。
まだまだ成長途中ではあるがちょっとずつ成長しているようだ。
魔獣遭遇経験1。
術学B++ 体育B 暦学B++ 錬成A+ 教養B+ 数学A+
若干、セロを補佐するようなステータス。
術学と体育がクラスアップした。
担当教師より一言「まぁ、僕が監修したからな。あの盛況は当然だ。細かいところで中々見所のある研究もあったが慢心せずに歴史から学んでいけ」
スキル&称号
【静寂の青】:青の適性を持つ者に与えられる称号。寓意は『剣を掲げる騎士』。あの子のために頑張れる子。
【研究者見習い】:歴史問わず研究する者に与えられる称号。肉体派より頭脳派への入口だよ? 大丈夫?
【頑張る男の子】:意中の子のためなら決して挫けず、諦めず、戦うことをやめない心意気に与えられる称号。その気持ち、届くといいね?
―――――――――――――――――――――――――――――――――
◆王都関係◆
ランスバール・シュバルツ・アインデンスト・ヒア・トール・リスリア
リスリア王国第13代国王。
だいたい、こいつのせい。
義務教育の話をヨシュアンから聞いて、すぐに着手、そして一年後、当のヨシュアンを生贄に教育計画をスタートさせるアクティブ性のバカ。
世間一般での評判は高く、本能的に正解を当てたり、意外と威風が溢れていたりするところから『賢王ランスバール』や『賢君』などと称されている。
ヨシュアンに邪見にされるプロフェッショナル。タフガイで純粋な膂力ならヨシュアンを凌駕する。
大局を見ることに優れ、その才能はヨシュアンも認めている。
最近、不穏な空気に何かしらを画策しているようだが……。
その正体は野生に住むホームレス・キングにして偉大なる野生の王。
他人のゴシップが大好物で、記事のためなら【タクティクス・ブロンド】にも挑む。
野望はドラゴン探しなどとでっかいのか頭おかしいのかよくわからない存在。
実は噂のアルファスリン姫がどんな破天荒な人物なのかワクワクしている。
今日もどこかで野生の王の叫び声がする。
スキル&称号
【王威】:カリスマ的王様に与えられる称号。なんか大きく見えたりするけど錯覚です。
【野生の王】:イエス、ホームレスキング! な称号。自然と自由を胸に羽ばたくとするなら裸でも王である。
ベルベールさん
ヨシュアン曰く究極のメイド。読心術によるオモテナシの精神は献身の意味を良くも悪くも変えさせる。
ランスバール付きの侍女で侍女頭の地位にあり、(未だ出てきていないうえ話にも登らない)執事長と対等に話せるくらい強い。
ランスバールの思いつきを実行する人でもあり、ヨシュアンの理解者でもある。
各種、暗殺技術などと近接能力は【タクティクス・ブロンド】並と言われているが、もっとも得意な分野は諜報活動。
人の心を問答無用で知覚する【篤信独身ひとりみのこころ】という【神話級】保有者。
心を読むがゆえに他人を信じられない性を持つ。例外はランスバールとヨシュアンだけ。
ヨシュアンにとっては姉であり、母でもある。家族のような存在でもっとも心を許しているシーンが後日、【ゴシップ】で報道された。一年後、半殺しにされるランスバールのことは蛇足だろう。
精神が瓦解したヨシュアンを懸命に介護し、目的を持たせ、そして、遠方であっても新しい恋人探しまでする手腕は愛なくては語れない、と思う。
その正体は野生の王に仕える心根も勤務内容もブラックな野生メイドである。
野生の王の野望を叶えるために、日夜残業とも戦う忠実な下僕。
彼女の明日はブラック色に輝いている。
スキル&称号
【篤信独身ひとりみのこころ】:相手の心を読むことができるスキル。主人だけに仕えて主人だけのために使うためだけに付けられた名前。
【究極のメイド】:主人の心根を読み、最適なタイミングで最高の奉仕を行う優れたメイドに送られる称号。主のハートもガッチリご奉仕。
クライヴ・バルヒェット
鋼の意思と最高級の武装をもってして戦場を蹂躙する対術式兵団用組織、法術式騎士団団長。
毎度の武闘大会での優勝者でリスリア一の武勇を誇るとされている。
クール系無口のイケメンなのだが、言葉が足りないうえに語彙が少ないおかげか非常に誤解されやすい。
特に誤解されやすい相手はレギンヒルトとヨシュアン。
レギンヒルトに恋をしているが、まったく本人に気づかれていないあげく、目の前で好きな相手が好きな相手の話をするという拷問じみた状況にあったりする。
不幸具合だけならヨシュアンを凌ぐかもしれない。
今日もレギンヒルトのハートをゲットしようと、槍を奮う毎日。
そんなことよりレギンヒルトとのコミュニケーションを大事にしろ、と思わなくもない。
最近は大巡回のため、王都に近寄れず、残念な日々を送っている。
メルサラ・ヴァリルフーガ
元傭兵団の術式師で、暴れ馬と称される女性。内紛後、その強さから【タクティクス・ブロンド】に任命され、傭兵団を辞めて冒険者になる。
件の傭兵団も開拓村などの領地を貰い、定職についてしまった結果だろう。
しかし、半数がヨシュアンによってフルボッコにされているため、その敵討ちから生じた殺し愛は今日まで続いている。
王命によりこの度、リーングラード学園警備隊長に期間限定で就任。
先にいた冒険者兼警備兵たちをフルボッコにして、手下に変えてしまった。
またこれを期にとヨシュアンと合体しようと企んでいるようだが、その内容は恋心ではなく、欲望によるものである。
ヨシュアンとの間に子供が生まれたら、さぞ強いだろうなー、くらいしか感情移入していない。
上級魔獣戦では余裕で立ち回り、骨を折られても戦い続ける狂気を見せる。
五章では一切、表に出てこなかったが一体……?
イカレポイントは『生存本能を凌駕する戦闘本能』。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『容量』を持つ術式師で、【戦略級】の術式ですら余裕を持って何度も使える『対軍性能』を誇る。
スキル&称号
【吠える赤鉄】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人だって性欲を持て余す?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。私の視力は15.0です。
【ファンシーマニア】:ファンシーグッズに目がない心の乙女に与えられる称号。ファンシー好きは本能をも超える。
【戦闘狂】:戦いこそが何よりの娯楽な貴方に真心をこめて送る称号。強い奴に会いにいく。
【跳ね馬】:メルサラ・ヴァリルフーガを酒場で話すときのあだ名。近所の暴れ馬が例えに挙げられます。
【最上位冒険者】:戦略級並の実力を持つ凄腕の冒険者につけられる称号。もはや人なのかどうかも怪しい。でも冒険では大活躍。
レギンヒルト・R・ジークリンデ
ジークリンデ領ジークリンデ家の領主にして、【タクティクス・ブロンド】の一人、【たゆたう白銀】。
その美貌は【リスリアの美】と称され、リスリア王国ではクライヴと並び立つほどの有名人であり広告塔でもある。
微笑むと幻覚の花を見れるくらいキレイだと言われている。
なんか才色兼備を体現したような存在。
しかし、色恋に対しては……お察しです。
当のヨシュアンからは『正論で人を脅すタイプ』と呼ばれている。
第一間章でヨシュアンから贈られた人形は大事に枕元に置いて、微笑みながら寝ているらしい。
第三章では試練官としてリーングラードに赴き、恋に仕事に頑張ることに。
元より自分から好意を行為として示すことが苦手だったらしく、言葉を交わしたことで如何にヨシュアンの心を理解してなかったのかに気づき、伝え伝わることの大事さを知った後、ブレスレットを自らの手でヨシュアンから取っていった。
気持ち自体は諦めていないようで学園生活が終わってなお恋人がいないのなら気持ちを受け入れて欲しいと打ち明けた。
時に恋は人を狂わせる典型。
一方、生徒たちからはそれなりに慕われていたらしく、クリスティーナを除く全ての生徒たちは良い印象を持ってるという外面の完璧さを見せつけた。
従者プルミエールに対しては仕事中だったので厳しい態度もあったがちゃんと親愛を持っており、だからこそ後悔の念がある。
イカレポイントは『好きな人を食べたい欲求』。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『技術』を持つ術式師で、術式の構築、維持、精度、そしてどんな繊細な術式ですら『再現』させる技量がある。
スキル&称号
【たゆたう白銀】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人的な美しさだとしても相手を選ぶべきでしょう?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。ただし恋の欲目は開眼までに時間がかかる?
【恋する女】:愛おしいあの人にときめく女性なら誰でも得られる女性限定スキル。花嫁修業の準備は十分か。
【盲目の恋】:あまりに相手を考えるあまりに相手が見えなくなった者に与える称号。恋は押すだけではいけませんよ?
エドウィン・フンディング
フンディング領の領主にして、【タクティクス・ブロンド】の一人、【濡れる緑石】の号を持つ、おとこ…、ちょっと誰か来たようだ、まったくこんな時間に一体誰が……あぁ! 窓に窓に!
……漢女である。
奇抜なファッションセンスで身を包み、お姉口調のキワモノではあるが、なんとヨシュアンが持つ唯一の貴族の友人であり、専門医でもある。
術式の解析官だけではなく、医学、演劇などなど幅広い文化功績を持ち、ヨシュアンを超える多芸さを国内に響かせている。
将来、可愛い筋肉になりそうな男を青田買いする趣味がある。
極めて優れたバランス感覚を持ち、行軍や運行等の移動に関する技術はエドウィンほど卓越した者はいないとされている。
また人の感情に対してある種の直感やオトコとオンナの狭間にいることもあって、恋愛相談だけではなく人生相談においてはとても頼りになるのは優れたコミュニケーション能力の賜物だろう。
それは憎悪しかなかったヨシュアンとマトモに話し合えるところからもわかる。
五章にて、調査隊の責任者という名目でリーングラードに訪れたがどうやら他にも目的があるようでヨシュアンの経過観察を理由に残留が決定した。
本音を言える友達の少ないレギンヒルトの恋の悩みを無理矢理聞き出し、暴走しがちなレギンヒルトを抑える役目を担う。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『知識』を持つ術式師で、数多の術式を知り、その知識から来る『解析力』はほかの誰にも負けない。
スキル&称号
【濡れる緑石】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人も裸足で逃げ出す漢女力。
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。目のセットにはこだわりがあるタイプ。
【漢女の話術】:いつの間にか悩みの全てを打ち明けさせる話術に与える称号。目指せリスリアのくろやな――おっと誰か来たようだ。こんな夜更けに一体だれ(ry
【薔薇の園】:なんかむくつけき集団を率いる漢女に贈られてしまう称号。筋肉のウェーブは時代の最先端だ!
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◆冒険者たち◆
ジル・フォードム
上級冒険者のチーム『ナハティガル』のリーダーで、リーングラード学園の警備依頼を受けている。
重厚な上背に、特注の大剣。頬に傷が入っているのが特徴の26歳。まさかのヨシュアンとタメである。明らかに年上だろうと誰もがツッコミを入れるほど。
チームリーダーとして利益や危険度を測る冷静さ、殺気を受けても動じずにいられる肝の太さ、そしてチームを家族のように深い思いやりで見守る、人ができた人。
実のところ、警備の依頼は国発行のものであり、金銭はともかく長期拘束であることからあまり人が集まっていなかったので、慌てたギルドが信頼性と実力で選んだチームでもある。
その結果が共犯者の排出という事態に責任を感じ、シェスタを守ると同時に責任を取ろうとした。
結局、ヨシュアンに救われ、ヨシュアンには深い感謝を示している。
言葉数こそ少ないが、冒険者独特のウィットに富んだトークもこなせる面もある。
実力は【戦術級】騎士一歩手前の手前、くらい。
生徒たちの実力の高さに疑問を抱き、ヨシュアンが至らなかった考えを指摘した。
シェスタ・ジェンカ
チーム『ナハティガル』の術式師、今は学園事務員。
普段は低血圧みたいなしゃべり方と帝国訛りが見られる19歳。年の割に上級術式師であることを考えれば才能はある模様。
足を怪我し、運動に関わる能力は軒並み下がったので激しい動きができない。
メルサラにエロいことされそうになった時、ヨシュアンに助けられ、そのまま恋に落ちた。落下死である。
男で苦労するタイプ。男がダメであればあるほどドツボにハマる。
『眼』持ちであり、赤と黄の源素を見ることができる。
術式の修業のために母方の祖母の元へと修業しにリスリアへと向かった時に内紛が起きて帰れなくなる。内紛が終わる前にパスが切れてしまい、パスの再発行金額を貯めるために冒険者に。
上記の理由からか、かなりの倹約家で朝ごはん抜きが多く、下手をすると冒険中の粗末なご飯が一番、美味しいと思っている。
しかし、手料理はジルが保証するくらい美味しいらしい。
得意料理はシチュー。お手頃かつ腕が試される料理ですね。
故郷は帝国。
ヨシュアンへの深い愛と強い感謝の念で故郷に帰るのは断念。
その性癖はともかく性格は普通の女性並の感性があり、友人関係を大事にしつつ恋愛も両立したいと考えてイル。
一目でレギンヒルトの焦りを見て取り、未熟な愛だと指摘した。
また厨師のリューミンから愛の伝道師と呼ばれ、【宿泊施設】で出会うと頭を下げて挨拶されるという。
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◆厨師◆
リューミン・イートゥ
ベルベールさんが雇用した謎の厨師軍団。その長を務める謎の上級厨師。
左足側が何故か長いエプロン、ノースリーブ、動きやすいズボンに髪の毛はお団子状でまとめた不思議な美女。
八傑衆と呼ばれる各調理法のプロフェッショナルを付き従わせ、今日も明日も食という名の戦場に赴く戦う調理人。
作る料理の数々は美食家が唸りをあげて光上がるほどと言われ、特製のメニューは王すらも順番待ちが許されるほどの美味さを誇る。
しかし、既存のメニューや特製メニューではない、新しい食の境地を求めるための実験場としてリーングラードを選び、実際に義務教育計画の食事係として抜擢された。実は自薦らしい。
ベルベールさんの調べでは頭の中が食のことしかなかったため、即採用。
学園長と交渉して月間メニューを新食材の実験台にして、日々腕を磨いている。その行為が食への愛を勘違いしているとシェスタに指摘されてからはヨシュアンを食客として認め、美味な料理にて納得してもらおうと画策する。
そして、まさかの片想い中であった。
バツイチの棟梁さんのどこに惚れたかは定かではないが、料理の達人も恋は初心者のようだ。
称号
【愕王乱覇四十五膳制覇者】:長いよ。書いた本人が驚いたよ。ともかくすごい料理人に与えられる称号。
【恋の料理人】:恋の強火に焼かれる女性に贈られる称号。恋を制するのは胃袋を掴めるものだ!
『天才』アリディエント
リューミン八傑衆が一人、リューミンを慕う一人の女の子だったのだが旅に付き合う度に脅威の成長を見せ、今やリューミンの弟子とも謳われるほどの厨師となった。
元より目が赤く、何かの種族の血が混じっていたらしく元いた村で迫害されていた。
それを料理一つで救ったリューミンには多大な感謝の念と家族愛を持つ。
彼女の作る『プププラ・ポポンガ・パパッティ』と呼ぶ謎の料理はもはや料理なのかどうか不明の名前だが、普通に三国の味の美味しい部分を調和して作ったセットメニューである。 ネーミングセンスはまったくなかった模様。
素顔のイグレシオにちょっと憧れている。
ヨシュアンが落ちこんだ時に自身が容姿が理由で村八分になっていたことを明かし、同時にリューミンに助けられたことも語ったが、その直後に【苔斑】に襲われて行方不明。翌日、ブツブツ言いながら帰ってきたという。
一体、何があったのか、それはわからない。
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◆法国関係者◆
インガルズ・ティガバルト
法国の神殿騎士であり、始まりの氏族一つヴェーアティーガーの貴種。
厳つい虎のような顔をした偉丈夫の見た目通りかと思いきや法国では果実の研究を行い、実際に栽培、安定供給まで実現し文化功績も残しているインテリ系脳筋部。
性格は厳かで物静かだが戦闘中はやはり種族の血なのか猛々しく、豪快。
愛用の剣は刀身のない刻術武器【大虎王】。液体を刀身に変える術式具なのだがあろうことか水銀を流しこみ、重剣として使っている。
その実力は完全に戦略級。帝国との戦でもたった一人で無双していたほどである。
術式に頼らない純戦士はヨシュアンのもっとも苦手とするタイプで、もしも学園が調査隊と反目していた場合、抑止力はもちろんインガルズになっていた。
ヨシュアン自身も気づいていなかったが貴種で神殿騎士という立場にあるとはいえ、法国の秘密の一つ、【ナカテー】についていけるところから法国内部の地位はかなり高い模様。
国よりも女王に忠誠を誓っている面があり、よってアルファスリンには甘い顔を見せることもあるが、あえて厳しい態度を取れるあたりアンドレアスからの信頼は強い。
称号
【竜喰らい】:中級竜種を滅ぼした者に贈られる称号。竜と狩る虎、という意味合いらしいのだが、もうそのまんま、見たまんまなのは言うまでもない。
アンドレアス・ル・ツィエア・ガルバン
アルファスリンの世話役並びに教育係兼外交補佐官のエルフ。実は宦官。
代々、貴重なエルフィンドラッケンの血を絶やさないように女王たちの伴侶となる血筋なのだが、何をトチ狂ったのかアルファスリンに信仰的に惚れこみ、宦官になってまでアルファスリンのお付きの神官になることを決意。
その努力の結果か、エルフとしては高い能力値を持つ。
もっとも作中はその能力を活かせる場所は一切、なかったのだが。
ちなみにテノートを演じるアルファスリンが出てきた時、真っ先に立ち上がり拍手を送ったのはこいつである。
こんな困った男ではあるがアルファスリンへの理解は一番、深く、生徒たちと共に居たいと願ったアルファスリンの気持ちと姫の立場を慮り、身を乗り出してアルファスリンを止めてみせた。単純に危ないという理由もあるのだろうが、アルファスリンを止めねばアルファスリン自身が後悔すると見通した結果でもある。
甘やかし気味なアンドレアスに対して、厳しい態度も取れるインガルスには強い信頼感を持っている。
称号
【上級神官】:神官として高い位を持つ者に授けられる称号。その結果、オカ――いえ、なんでもないよ?
ガルージン
法国調査隊の護衛隊長のヴェーアシャカール。
学園に訪れた際にアルファスリンへと返答したクリスティーナを切ろうとし、ヨシュアンを本気で怒らせたかわいそうな人。
過去、帝国の人間に身内を殺されたようで人種に対して強い憎悪の念を持つ。
貴種を頂く社会を求める、貴種信仰者。
元々疳の虫が強い男ではあったが、理性的な判断ができない者ではなかったらしく、外交の場で凶行に及んだ原因は今のところインガルスやアンドレアスくらいしか知らない。ヨシュアンも法国の問題だと考え、生徒たちに二度と危害を加えないというインガルスたちの対応を信じ、放置している模様。
次は容赦されないのは言うまでもない。
ところで帰り際、彼の姿を誰も見ていないのだが……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
◆その他色々◆
テーレさん
学園長付きのメイドさん。教師の中でも彼女の存在に気づいている者は少ない。目の前に居ても見えないくらいの存在感の薄さを持ち、その性能を生かした暗殺術は死んだことを本人にすら悟らせない。
何十万人に一人、居るか居ないかとされる貴重な人種【神話級】保有者。
隠蔽能力の本質は、この【神話級】によるところがあり、存在感を失う代わりに存在できているという矛盾を抱える。
能力名は【デッドリー・リー・サイン】。
範囲効果での存在隠蔽なので、範囲外に居る者なら認識できるという弱点がある。
その能力ゆえに巨大モフモフの隠形を打ち破り、腰を抜かしたとか抜かしていないとか。
どちらにしてもその光景は学園長しか見ていない。
医療技術にも明るく、万能型メイドではあるもののブレードナイフをヨシュアンに突きつけるなどと常識よりも自分の感情に従う面がある。
スキル&称号
【デッドリー・リー・サイン】:極限まで存在感をなくすスキル。形のない形に形を与えるためだけに付けられた名前。
【動物嫌い】:動物が嫌いな人に送られる称号。だってアレルギーだし、毛がつくし。
モフモフ
【神話級】原生生物であり、長毛種の巨大狼。
南部に近い森が住処なのだが、二章の終わり辺でヨシュアンと再会し、三章ではまさかの小型化(でも大型犬並の大きさ)で登場する。
性格は穏やかで、端的に言葉を口にする。
原生生物らしい人とは違う価値観を持ち、時に人間が許容できない価値観を垣間見せるが、人の価値観を許容できる心の器もある。
守護者なる者と約束を交わし、食料になる源素を配給してもらう代わりにリーングラードに居ることを許されているので供給以上の源素を貯めるためにヨシュアンにご飯を要求する毎日。
その力の一端は牽制で戦略級術式の威力なことが物語る。
ヨシュアンの教師生活を見て【旅人】認定したようで、共にあり続けると約束した。ちなみにこの約束、反古にはできないのでヨシュアンが死ぬまで共に居続けることになる。
ヨシュアンすら知らない因果を知っているが、守護者から口止めされているようだ。
また世界真理の一つ【ナカテー】への移動が可能で、瞬間移動の原理が【ナカテー】を経由していることが五章で判明した。ような気がする。たぶん、別の時間軸で。
怨敵でもある【無色の獣】とは何らかの因縁があるようで、その安らぎを願うような発言をしている。
そして、もう一つの世界真理である死者の世界【アペアー】にまで移動し、ヨシュアンを迎えに行けるなど能力値がほとんどチートすぎて困る。
物語の謎の一つでもある。
スキル&称号
【賢狼】:森に住まう狼に送られる称号。ひっそりと森の奥で森の価値観を思索する。
囁くラタトスク【語り部】
森の外周部、山裾に生息する謎の生物。
外見は球体のような身体に四足の奇っ怪な緑色をしている。
元来、彼らは動物的な行動しかしない生物だが、この語り部という個体だけは別で妙に渋い人面が張り付いている。
その正体は実体が霧のような人間であるニンブルが囁くラタトスクに寄生した特異個体である。
ニンブルに寄生された生物は歳を取らないことと、自身が旅神との約束でこの地に住んでいるという情報から、神代より生きていると推測される。
リーングラードの謎について何かしら知っている模様。
ただし全てを言うつもりがないのか、ヨシュアンに【旅人】というキーワードだけ放り投げて、自身も頂あたりに放り投げられた。
彼と彼らが何の約束のためにリーングラードに居着いているのか、何故、森の中に入ってこないのかはまだ謎である。
棟梁さん
【宿泊施設】の建物全般を取り仕切るダンディズムの化身。
アフロと白い服を来て、今日もモヒカンたちと一緒に牛車で爆走する。
個人戦闘力はかなり高く、一緒に戦ったジルが舌を巻くほどの強化術式使い。
本職はもちろん、大工。
仕事には金銭や名誉ではなく筋を重要視するあたり、昔ながらの大工である。
設計図を見なくても部品や立地だけでヨシュアンの設計ミスに気づくなど、かなり賢い……と見せかけて、実はそんなに頭は良くない。
本能レベルで誤差を見抜いているだけである。
彼は大工の息子として生まれ、長く父親の一団の元で厳しい修行していた。
しかし、内紛で父が作った建物が壊される光景を見て、内紛の最中に旅を決意する。
その時々に盗賊に襲われては殴り倒して更生させ、弟子にしていった。
ちなみに彼らが街に入ると高確率で盗賊団だと思われて騎士が飛んでくる。
建築とは何か。破壊とは何か。
そんな彼の人生に打ち立てられた曰く言い難い命題を胸に秘め、今日も拳で釘を叩きつける。
実はバツイチだったことが判明した。
アルベルタ・サヴァンシュバルツ
先代【タクティクス・ブロンド】、【狂える赤鉄】と呼ばれた女性。
享年38歳。
その死に様は生前の行いを示すかのように、首から下をズタズタに引き裂かれた二目と見れない姿だった。
ヨシュアンにとっては対極の存在で、蛇蝎のごとく嫌っている。
しかし、内紛でキレた動機や故郷がヨシュアンと同一であったり、何かと縁がある。
【囁くラタトスク】により旅人だと判明した。
悪夢のような魔薬実験や子供を使った生体実験『遺恨児』など、内紛の地獄を彩った魔女でもある。
一方、惨状から花開くように医学の功労賞や文化功績を打ち立てるなど輝かしい成績も残している。
その全てが死んだ娘を生き返らせようとする気持ちからであり、一概に悪なのかどうか判断がつかない。
死者蘇生やそれに纏わる延命技術は多くの富を彼女に集め、その資金を使った秘密施設がリスリア各地にあり、ヨシュアンやランスバールはやり残しのように施設破壊を行っている。
リーングラードに眠る【生命の楔】を狙って校舎の原型となる建物を残していたが、何故か森に拒絶し撤退する羽目に。
スキル&称号
【狂える赤】:先代赤鉄位に与えられる称号。誰一人、彼女の行動を理解しなかったために誰もが天才の揶揄として与えた狂人の名。
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アルベルタが生み出した50人の遺恨児の中の一人。
九番目に生き残った少年。
言動は常識人から見れば支離滅裂。
底抜けに明るい、というよりも暗い感情が存在しないように喋る。
過去、ヨシュアンの襲撃にかろうじて生き残った数名はそれぞれ決められていた逃走経路で逃げ、彼は一人、集合場所に辿りついた。
その後、彼の行方はわからず、五年後、リスリア中の仲間に声をかけていったが全てに断られ仲間を殺し、帝国で新しい魔薬を引っさげて帝王暗殺を仕掛け、追撃してきた帝国の攻性暗殺隊の白面を皆殺しにし、霧の森を踏破してリーングラードにやってきた模様。
母を継いだのでヨシュアンを父と言い、エリエスを妹と呼ぶなど意味がわからない。
目的は不明だが学園に対して何らかの感慨がある模様。
現在、ポルルン・ポッカに追いかけられ森から逃げ出している途中。




