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なんでも屋 猫の手  作者: まれびとくん


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3/3

脱出

バムッ!!

菖蒲の散弾銃(M1887)が兵士達に火を噴く。

兵士B「ウッ!!」

咄嗟に兵士達は廊下の角へ飛び込み身を隠す。

菖蒲は素早く次弾を装填して目の前の壁にある窓に発砲する。

兵士B「野郎撃ちやがった!逃がすな!」

兵士A「ダメだ!窓から逃げた!」

兵士B「HQ!不審者は校舎の窓を破壊して逃走した!」


破壊した3階の窓の枠に立てた刀を足場に屋上に逃げた菖蒲。

菖蒲「マイラさん、疾風だけでも早く来ないかな?疾風に回収してもらって脱出したい。」

マイラ「「待て・・・、疾風はあと3分程で着く。紅蓮はヤツらを射程に捉えた。」」

菖蒲「わかった。」

校舎の屋上から敵の様子を伺う菖蒲。

菖蒲(今の所居場所がバレてる様子は無いな。)

マイラから通信が入る。

マイラ「「紅蓮が校舎外の敵に砲撃を行う、お前は・・・、屋上か。破片に注意しろ。」」

菖蒲「わかった。」


紅蓮「「こちら紅蓮、間もなく砲撃を行う。付近の遮蔽物に隠れよ。」」

菖蒲「了解、いつでもいいぞ。」

紅蓮「「了解、撃ち方始め。着弾まで5・・・4・・・3・・・。」」

菖蒲「・・・来た。」

ドガッ!!

紅蓮の砲撃は校門外に着弾、付近に居た兵士は身を伏せる。

疾風「「こちら疾風、間もなくランディングゾーンに到着。菖蒲様無事ですか?」」

菖蒲「無事だ、スモークを焚く。」

菖蒲は腰のポーチに入れたスモークグレネードの安全ピンを抜きひょいと投げる。

疾風「「・・・確認しました。」」

菖蒲「わかった。」

ガガガッ!!

敵の戦術魔動人形が空に向かって銃撃を始める。

菖蒲(そろそろか・・・?)

ドガンッ!!

次の瞬間、敵の戦術魔動人形が炎に包まれる。

紅蓮の砲撃の様だ。

菖蒲「来た!」

疾風「お待たせいたしました、菖蒲様。」

疾風に抱きかかられて校舎を後にする菖蒲。

菖蒲「MANPADS(マンパッツ)だっ!!」

地上の兵士がミサイルランチャーを構える様子を目撃する菖蒲。

疾風「ロックされた。紅蓮、マークしたターゲットに攻撃要請。」

敵のミサイルランチャーからミサイルが発射される。

と同時にミサイルランチャーを構えた兵士は爆発に吹き飛ばされる。

疾風「摑まってください。」

疾風がフレアを焚く、幸いミサイルはそれた様だ。

菖蒲「ふう・・・。」

疾風「菖蒲様、おケガはございませんか?」

菖蒲「ボクは大丈夫だ、お前はどうだ。」

疾風「システム異常無し、各部正常に稼働中。」

菖蒲「よし、帰ろう。」


マイラ「ご苦労だった、ターゲットは確認できた。コナハトに報告済みだ。」

菖蒲「ターゲットは何者?」

マイラ「さあな、私たちはやれと言われた事をやるだけだ。」

菖蒲「ふん・・・。」

シルヴィア「失礼します。菖蒲さん、お風呂が沸いています。」

マイラ「そうだな、とりあえず汗を流して来い。食堂で待ってる。」

菖蒲「うん。」

菖蒲は指令室を後にする。

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