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なんでも屋 猫の手  作者: まれびとくん


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斥候

マイラ「「軍からの情報によれば間もなくそこを車両が通過する。」」


コナハトから斥候の依頼を受けた”なんでも屋 猫の手”。

菖蒲は無人の校舎へ侵入し、3階の教室の窓際から狙撃銃を構える。

挿絵(By みてみん)

菖蒲「位置に就いた。」

マイラ「「では確認する。お前の任務は間もなく通過する車両の中に写真の男が乗車してるかの確認だ。」」

菖蒲「乗ってたら?」

マイラ「「乗車してるかどうかの確認だけでいい。」」

菖蒲「わかった。」


少しして車の走る音を菖蒲の耳が捉えた、しかし車以外の音も聴こえる。

菖蒲「ゴーレム・・・。」

重装甲の戦術魔動人形が地面を踏み鳴らす音が響く。

菖蒲「マイラさん、ゴーレムが居る。」

マイラ「「エネミーライン付近に紅蓮と疾風(味方のゴーレム)が待機している。紅蓮もゴーレムを確認したそうだ。」」

菖蒲「軍はゴーレムの事言ってた?」

マイラ「「いや、情報には無い。だがゴーレムが居るとなるとターゲットが乗車してる可能性が高い。」」

菖蒲「ターゲットを確認するだけで良いんだよね?」

マイラ「「そうだ、くれぐれも見つかるなよ。」」

菖蒲「ねえ、今日のごはんはステーキなんでしょ?」

マイラ「「なんだこんな時に夕飯の話か。そうだ、一緒に食べよう。」」

菖蒲「うん。」

先頭の車両が菖蒲の視界にゆっくりと侵入して来た。

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