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別れのキス
…と、そんな事があった。
あの後…麻痺が解けたラムセスはし〜ちゃんわぁるどとぐりぐりのダメージから回復した後約束通り皆にワクチンを打ったり、持病の治療をしてくれた。
「ねぇ、本当にいいの?」
「あぁ。ユリ殿には誤解を与えてしまったからその詫びだ」
なんとなんと、ラムセスがユリにも超小型掲示板の俺様と色違いを買ってくれたのだ。
「ラムセスお兄様超スキッ!」
抱きつくユリの頭をヨシヨシするラムセスにちょっとムカッとしたが態度に出さないとく。
俺様にはこの指輪があるし。
指輪の表にはよく見ると
「永遠の愛を」
って彫ってある。
「さぁ、冒険に行くんだろ?」
「あぁ。通行書ももらったし、これからは灰猫領も冒険に来る。これでお別れじゃない」
「そうだな…いつでも来てくれ。待ってるから」
「有難う、ラムセス」
俺様はラムセスの頬にキスをする。
「ヴァンっ」
「ヴァン!!」
おっと、ユリが怒っちまった。
「じゃあな。また来るよ!」
「あぁ!」
笑顔で、約束通り笑顔で見送ってくれるラムセスとセト達に手を振り、俺様達は船を走らせる。
「よっし!次の冒険は…」
END




