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~ ユリ side ~スチルあり
~ ユリ side ~
「ヴァンを返せ!」
僕は拳を振り上げラムセスに向かっていく。
が、さっとかわされてしまった。
ザザーッ
転んで口の中を切ったのか血の味がした。
でもそんなの構っていられない。
「ふ、ははは!面白いぞノーザンライツ。
…なら、ヴァンを返して欲しくば決闘だ」
ラムセスはヴァンを降ろして上着を脱ぐと放り投げそう宣言する。
「決闘…」
万が一の可能性はあった…でも、ラムセスと戦う事になるとは。
僕は腰の芋剥きナイフを取り出し、ラムセスに向ける。
「そんなおもちゃでこの俺に挑もうと?」
「勝てなくても戦う!ヴァンを取り返すなら僕は死んでもいい!!」
ラムセスに向かっていくけど…ラムセスは髪をふっと振るう。
ガキンッ
何かが当たった感じがし、ナイフの柄を見ると刃がなくなっていた。
「なっ」
これが前面完全ガード…武器破壊機能までついているのか…。
「つまらん。これを貸してやる。俺に傷を1つでもつけてみろ。そしたらヴァンは返してやる」
そう言ってラムセスは何もない空間から鉄の刀を取り出してこちらに投げて寄越す。そして自分は木刀を取り出す。
「うわぁぁぁぁ!!」
僕は再びラムセスに向かっていき、攻撃するも木刀でその攻撃を防がれた。
「弱い弱い弱い!話にならない!」
木刀でガツンガツン鉄の刀を叩かれ、持っていられず落としてしまった。




