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ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
最終話「結婚式」
77/85

~ ヴァン side ~女装スチルあり

~ ヴァン side ~



「ユリ?!」


挿絵(By みてみん)


それにノーザンの皆もそれぞれ正装して俺様達を取り囲む。


「本物のセト王子はこのノーザンライツ団が保護している!さぁ、セト王子!」


カンパニュラさんがベールを被った男を連れて来て…そのベールを取るとそこには俺様と同じ顔で耳と尻尾のある本物のセト?が現れた。


 「…どういうこと?」


 「セト王子が二人?」


ざわざわと観客たちが騒ぎ始める。


「兄上。俺は貴方とまだ結婚するつもりはありません!そちらの偽物の俺を解放してください!」


「!!」


俺様はラムセスを見上げる。ラムセスはうつむき、笑いを堪えているようだった。


「っはっはっはっは!!!セト。そして国民よ。

確かに、この者はセトの偽物」


ラムセスは俺様のベールを取ると耳を、尻尾を取る。


「ラムセス?!」


「だが…」


ラムセスは俺様を抱き上げると荒々しく口付けをして来た。


「!!んんっ!」


離してとも言えず、ラムセスの胸を叩いて離れるようにしても逃してはくれず、舌を絡められる。


「っぷは」


ようやく離してくれた時には酸欠で、急いで息を吸い込む。


「私が!俺が愛したのは!このノーザンライツ=ヴァンだ!!」


とラムセスは宣言する。


「だが安心しろ、セト。もう誓いは終わった。戸籍上はもうお前は俺の妻だ!」


俺様を抱きかかえたままラムセスはビシッとセトに指差す。

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