第7話「結婚式」
いよいよ、この日が来た。
~ ユリ side ~
作戦通り、僕達はセト君を隠しつつ聖イヴリース教会の前で待つ。
(今、この中でヴァンは…)
永遠の愛をラムセスと誓っているんだろう…。
ぐっと爪が食い込むほど手を握るとセト君がその手を解く。
「ユリ」
「大丈夫…」
待っている時間がとても長く感じられ、周りの猫人達の温度とは真逆で僕の心は冷え切っていた。
(まだか…)
暫く待つとようやく教会の扉が開く。

(今だ!)
教会前に我先になだれ込む群衆と共に教会に飛び込み、神父さんの横に立って僕は叫ぶ。
「その結婚!ちょーーーーっと待った!!」