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ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
第6話「王都グレーシャス・グレイ」
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ボロボロのラムセス


それから1時間くらいびっしりもっちに作法を叩きこまれた。


「まぁ、いいでしょう。会食の場と披露宴ではなるべく喋らないように」


「はい…」



 ガチャ


「…!ラムセス!!」


部屋に入って来たラムセスはボロボロだった。

ふらつくその体を支え、ベッドに連れて行く。


「ひっでぇ!!なんで…こんな…」


ベッドに俯せに寝かせると背中にはビッシリ切り傷がついていた。…そして新しい数え数字も。


「ラムセス…」


「…泣くな、ヴァン.痛みは遮断してある。

もっち、止血魔法を頼む」


「はっ」


もっちはラムセスの背中に手を向けると何かを唱える。すると緑色の光がラムセスの背中を覆い、傷からの出血を止める。


「だい…じょうぶなのか?」


「問題ない。シャワーを浴びてから行く」


ラムセスからする異臭と雫は…小水をかけられたのだろう。いつもの俺様の大好きなバニラミントの匂いがしなかった。


「俺が洗う!ラムセス、一緒に入ろう?」


自分が汚れるのも構わず俺様はラムセスを支え、部屋の中にあるシャワールームへ連れて行く。ズボンを脱がせ、下着を脱がせる。そして俺様自身も服を脱いでシャワールームに入り、ラムセスを椅子に座らせてシャワーをかけてやる。


「ヴァン、泣くな」


「ひっぐ…酷い…酷いじゃねぇか…俺の大好きなラムセスの髪にこんな…」


臭い小水を洗い流し、いい匂いのシャンプーでゴシゴシ洗う。


「有難う、ヴァン.お前も汚れてしまっただろう?私が洗ってやる」


「いいよ…自分で洗う。それよりラムセスを洗わせて」


スポンジを譲らず俺様はラムセスを洗い続ける。

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