ラムセスの母 スチルあり
「まぁ…そりゃそうだけど…」
「後はこちらの耳と尻尾に付け替えていただきます。こちらは感情に合わせて動く物になります」
明らかに高そうでリアルっぽい猫耳と尻尾が出て来た。
「わっ、本当に動く!」
試しに付け替えてみると本当にピョコピョコ動いた。しかも音もしない。
「では次は正装にお着換えください」
「まじでコレ着るのか…」
正直今までラムセスの恰好をダサイエロいと思ってたけどまさか自分が着るハメになるとは…。
「そーいやさ、ラムセスの弟いるじゃん?あいつらも会食会に来るの?」
着辛い服をなんとか着る間に聞いてみる。
「いいえ。会食会に出席なさるのは灰猫王と正妻のピアージュ様のみです」
「ラムセスの母親はいないんだったな」
「えぇ。ラムセス様が1歳になる前に毒殺されました」
「……」
もっちが見上げる絵画を見るとラムセスそっくりな女の人とちっこいラムセスが描かれていた。
「すんげー美女…」
(挿絵:たぬき様)
「平民出でも関わらず美女ランキング当時1位だった女性です。我等が王がお見染めになりラムセス様をお産みになりました」
ラムセスを女にしたらこんな感じって。確かにこんな綺麗な母ちゃんから生まれればイケメンになるわな。
「ってかさ、もっち。アンタはラムセスを助けにいかねぇの?今頃…」
「それよりも大切な命を授かっています。
ヴァン、貴方の口調と態度、テーブルマナーを躾けるように言われています」
「ひぇっ」




