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ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
第一話「上陸!最果ての楽園」
7/85

~ ヴァン side ~ スチルあり

「ったく、ユリのヤツふざけやがって…」


こんなゴミつけさせて。ゴミ箱に捨ててやる。


「王子!」


まず尻尾から取らないと


「王子!!」


「ひゃい?!」


ばっと後ろから肩を掴まれ思わず変な声を上げてしまった。


「探しましたよ王子。さぁ、宮殿に帰りましょうにゃ」


振り返ると……まっぶしいイケメンが立っていた。…てか耳と尻尾がある。


「……ねこに…ん…」


「何言ってるんですか、俺は貴方の兄ラムセスですにゃ」


挿絵(By みてみん)


「……ぇ?」


俺様に猫人の兄なんかいねぇ…


「勘違いじゃ?」


「いいえ勘違いではありませんよセト王子。さあ、私と一緒に宮殿に帰りましょうにゃ」


ばっと担ぎ上げられ、俺様はやたら豪華な金ピカの船に乗せられてしまう。

しかも個室に放り込まれた。


「これ、やべーんじゃねぇの?」


ってかセト…セトって…何処かで……



「あ」


思い出した。ってかあいつの事も思い出した。イケメンランキング4位のラムセスと5位のセト!間違いねぇ!しかも確か灰猫王の息子だったはず!!


「やべーよ。これぜってぇやべーよ」


バレたら死刑?!


 コンコンッ


「なっ」


 ガチャリ


ノックして入って来たのはさっきのクッソイケメンのラムセス。


「毛づくろいに来ました。我が王子」

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