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ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
第6話「王都グレーシャス・グレイ」
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幸せと絶望

指輪屋の主人はショーケースからペアリングを取ると急いで機械にかけ、内側をジョリジョリ削り出す。


「何してるんだ?」


「名前を彫っている」


「ふー…そ、そうなんだ」


ふーんって言いそうになって慌てた。


指輪を受け取り、はめようとした時なんとなく内側を見てみると


すっごい小さい文字で


「ラムセス&ヴァン」


と彫ってあった。


「!!ラムセス…」


それに気付いたのかラムセスはウィンクして見せる。


(やっぱり、俺様の事…)


愛してくれているんだと実感出来て涙が出そうになった…。


「さぁ、帰ろう」


「うんっ!」





しかし、楽しい事は続かなかった…。


「よう、ラムセス。帰ってたんか」


ラムセスの自室に案内されていたその時、嫌な声が後ろからかけられた。


「ぁ…」


振り返ると汚い柄の猫人が数人、こちらをニヤニヤしながら見ている。


「へぇー。セトを見つけたんだ?!じゃあ結婚するんだ?へぇー」


1人がラムセスに近づき、腕を首に回す。


「お前がいない間、ストレス溜まってたんだよねー」


「そそ。母上達もイライラしてるよ。

地下室行こうか?オ・ニ・イ・サ・マ」


「や」


やめろって言おうとした瞬間、バッと手を横に上げられ、指差す方には扉があった。


「其処が私の部屋だ。先に行っていなさいセト」


「でも!」


ラムセスからあの赤いオーラが溢れ出す。口答えはさせないというかのように…

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