指輪
「こちらでございますね。
色はどちらにいたしましょう?」
「セト、どれがいいと思う?」
「あ、赤で…」
黒、赤、青、白があったけど好きな赤を選ぶ。
「では赤をもらおう」
「はい。700万ガルになります」
ラムセスは何もない所から手品みたいに財布を取り出すと分厚い札束を出す。
「今数えますので少々お待ちください…」
店員も何もない所から変な機械を取り出しそれに札束を入れる。
「はい、700万ガルちょうどをいただきました。ありがとうございます」
手渡された超小型掲示板をラムセスは俺様に渡して来た。
「あ、ありがとぅ…」
これで俺様も小型掲示板持ち!!嬉しいけど周りの目があって喜べない。
「次に行くぞ」
次にやって来たのは本当に指輪屋だった。
「どれでも好きな物を選んでいい」
と言われ、超悩む!
「…ラムセスはどんなのが好き?」
「私はプラチナのリングに石がついたものがいい」
あれ?今わたしって言った?じゃあ俺様も口調変えなきゃ…だよな…。
「お、おれは…これがいい」
なんとなくラムセスが見ていたお揃いの青い宝石の付いていたプラチナリングを指差す。
「これでいいのか?」
「うん…ラムセスも、これ見てたでしょ?」
なんとなく俺様の目の色と一緒な宝石がついてる。すっごいキレー。
「ではこれを買う。主人」
ラムセスは指輪屋の主人に紙と札束を渡す。
「…!ラムセス様?!これは…」
「釣りはいらん。だがこの事は他言しないように。すぐ仕上げよ」
「はっ!かしこまりました!」




