竜の保護区
車で1時間くらい走った所にその竜の保護区と言う場所はあった。
「うっわー!」
其処は大自然の中を小さいドラゴン達が飛んでいる場所だった。
「こんな場所、あったんだ」
自分の仲間?であるドラゴン達は柵の向こう側でのびのびと生きている。
(挿絵:花見酒様)
「ハイイロドラゴンという、大きくなっても人くらいの大きさにならない小さなドラゴンだ。昔はドラゴンというだけで黒豹達に狩られていた。それを保護し、此処で増やしているんだ」
「コイツらも人化出来るの?」
「いや。そういう話は聞いた事がない。
どうだ?一緒に飛んできては」
あれ?
「俺様がドラゴンだって知ってたの?」
「超小型掲示板で調べた」
「いつの間に…まぁ、いっか。それじゃちょっと飛んでくるよ」
俺様は翼を背中に現せ飛ぶと周りにちっこい竜が集まって一緒に飛んでくる。
ギャッ、ギャッ!
「言葉は話せないかー。でも楽しいや」
10分くらいドラゴン達と飛んで遊ぶと俺様はラムセスの所に戻った。
「もういいのか?」
「あぁ。楽しかった。連れて来てくれてありがとな」
久々に飛んだから肩が凝った。
「お前の飛ぶ姿は美しいな」
「そんな事言うのラムセスくらい」
いつもは俺様の容姿を称えてくれる奴なんかいないし。
「なぁ」
「なんだ?」
「ラムセスって、俺様の何処に惚れたの?」
愛してるって言われたけど…それは
「セトと顔が同じだから?」




