ラムセス許すまじ…
途中休憩所に寄ってトイレを済ませまりご飯を食べたりしながらぎゅうぎゅう旅は続く。
「シマさん達は何処から来たんですか?」
やや潰され気味のアルムが運転手のシマに聞く。
「ウードン島から来たんだよ。二人がどうしてもラムセス様の結婚式を見たいって」
「それはまた遠い所から…」
「あんたら見たところ白海賊だろ?なんで来たんだ?」
「…大事な仲間がその結婚式とやらに一人で出席しようと飛び出して行ってな。連れ戻す為に来たんじゃ」
当たり障りない答えをクソジジイ様が答える。
「それにしてもラムセス様凄い人気ですね。イケメンランキング4位って…今のランキングは上位に食い込むの、モデルだけでは難しくないですか?」
元イケメンランキング3位のお父さんがすかさず疑問を投げかける。
「ラムセス様は本来王族しか手に入れ、使用する事しか許されなかった寿命を人間並に伸ばす薬の量産に成功され、それを全国民に配っているにゃよ。勿論私もなるもシマもその薬は摂取済み」
「それがないとどうなるんですか?」
「本来猫人は長くて15年から20年しか生きられなかった。それが100年近く生きられるようになり、死ぬまで脳も体も衰えない。そんな薬を無料で配ってくれてるにゃよ」
「だから王子とはいえ、イケメンランキング4位なんですね」
そんな偉業をしてるから皆ラムセスを支持するんだ…でも僕にとっては最低な人。ヴァンを汚した事絶対に許さない…




