あーん スチルあり
「いただきまーす」
「どうぞ」
フォークでちっこいステーキをぶっ刺しかじりつく。
「っ!うまいっ!なんなんだこれは?!」
やべっ、今まで食ってきた肉はなんだったんだってくらい美味い!
「最高級牛のフィレステーキだな。宮殿ではもっと希少な部位の肉も食べられるぞ」
「マジで?!これ、今まで食ってきた中で一番うまいんだけど?!これよりうまいの?!」
「あぁ。俺はあまり食べないが弟達は好んで食べる。
宮殿に滞在の間はセトの食事に出すように言っておこう」
セト?…あぁ、俺様の事か。もう灰猫の領土に入ってるもんな。セトって呼ばれるのに慣れなきゃな。
「うわっ!こっちもうまい!これも!これも超美味い!ってかライスですら美味い!」
ガツガツと俺様が食うのを見ながらラムセスはちょびちょび猫飯を食っている。
「それ、美味いのか?」
「キャットフードが美味いと思えるなら美味いと思うが…」
「遠慮しとく…」
モデルは大変だなぁ…好きな物も美味い物も食えないなんて…。
しばらくするとデザートが運ばれて来た。
「うっひょー!美味そう!」
まずはアイスから。
…うんまっ!すげーうまい!
「ラムセスも食ってみろよ!」
「…遠慮しておく」
「いいから!ほんと美味いんだって!
ほら、あーん」
ちょっ、ラムセスの奴目まん丸にしてもじもじして可愛いんだけど!
パクリと俺様の手から食べてくれてスズちゃんみたいで可愛かった。




