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ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
第2話「セトとラムセス」
30/85

~ ユリ side ~

~ ユリ side ~


「さぁ、もう寝るにゃ」


セト君は僕をベッドに寝かしつけると上に戻る。


「…セト君の気持ちに応えられなくてごめんね…」


「いいにゃよ。

こうして旅出来たし、人を好きになるって事も学べたにゃ。

…でも、本音を言うとこのままノーザンライツの皆と旅をしたいにゃ…」


それが出来ないのはセト君も分かっていると思う。やはり王族の務めを果たさないといけないから…いずれは戻らなければならない。


「……」


「ユリ、寝たかにゃ?」


僕は答えられなかった。

もう、このまま寝てしまおう。

やっぱり…僕はヴァンがいいんだ…。


(ヴァン…)


抱き締めてくれなくても、毛づくろいしてくれなくても、涙を舐めてくれなくても僕はヴァンがいい。

ヴァンがいいんだ…

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