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~ ヴァン side ~
~ ヴァン side ~
「夢とは?」
「あっちの風呂に入りながら話そう」
俺様はさっさとラムセスとの密着から離れたくて巨大な風呂を指差す。
「ではかけ湯をしてからだな」
泡風呂から上がるとラムセスが俺様にかけ湯をしてくれたが中々熱かった。
「あっつい!」
「温泉水を焚いた物だ。本来の温泉の温度に近付けてある」
「うっひょー!温泉?!俺様初めて入るんだけど!」
ハイテンションで飛び込むとやっぱり熱くて、泳ごうと思ってたけど熱すぎてすぐ湯船の縁に戻って来た。
「で?夢とはなんなのにゃ?」
「あー。俺様がいつか船長になる夢だよ。自分の船を持って海賊業するんだ。皆は反対するけど灰猫の領域や黒豹の領域も行ってクエストしたりお宝探ししたいんだ」
今は白獅子の領域でしか活動してないノーザンライツ団。俺様の代になったら全世界を回りたいんだ。
「素晴らしい夢にゃね」
「あぁ。だからアンタの嫁にはなれない。
アンタもちゃんとセトと結婚して次の王様になったらどうだ?」
「…そうだな。ヴァンと結婚出来ないならそうするしかないな」
何言ってるんだコイツ。まだ俺様なんかを嫁にしたいのか?
「俺は…ヴァンが好きになってしまったのだがな…恐らくセトよりも…」
あれ?何か…やたらとラムセスの声小さく感じるな。
「ヴァン?…ヴァン?のぼせたか?」




