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~ ヴァン side ~BLスチルあり
~ ヴァン side ~
「先に泡風呂に入る」
「え、ちょっ」
泡風呂初体験で嬉しいんだけどなんでコイツと一緒に入るの??
俺より体の大きなラムセスのせいで泡がモコッと膨れ上がり顔に付きそうになる。
「どうだ?気持ちいいだろう?」
ラムセスの上で手足を伸ばされきめ細かな泡が胸や腕にまとわりついて…なんか気持ちいいんだけど緊張しちまう…。
「ま、まぁ…」
憧れの泡風呂は半分がお湯で、半分が泡。湯舟が大きくてラムセスがいなければ俺様は溺れてるだろう…。
「そーいえば」
俺様はラムセスの髪飾りに触れる。
「これ、綺麗だな。何処で売ってんの?」
髪の両サイドに3つづつつけた丸い水晶のような髪飾り。
「これは母の形見だ」
「母の?」
そうだよな。ラムセスにも親はいるよな。
「当時美女ランキング1位だった母がくれた物だ。絶対に割れない金剛水晶で出来ている」
形見という事は死んだんだよな…コイツの母親。
「ソイツもラムセスの背中に傷付けたの?」
「…いや。母は俺を産んですぐ死んでしまったからやっていない。やったのはセト以外の弟とその母親達だ。
しかし何故そう俺の背中の傷にこだわる?」
「だって気になるじゃん。一応偽物でも俺様達結婚するんだろ?伴侶の事知りたくなるのふつーじゃね?」
自分でも変なくらいラムセスの事が気になりだして仕方ない。




