表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーザンライツ団航海日誌!第二期  作者: カナル
第2話「セトとラムセス」
16/85

~ ユリ side ~スチルあり

~ ユリ side ~



「ユリ…」


「ぇ…」


ペロペロとセト君は僕の髪を舐め始めた。


「ユリが元気出るように、毛づくろい」


「っ、くすぐったい…」


くすぐったいけど悪い気はしない。


(はっ、駄目駄目。僕にはヴァンがいるのに…)


「泣かないでユリ.泣いたらヴァンが悲しむよ」


「…ずるいです」


涙もぺろりと舐められ、これ以上泣いてなるものかとぎゅっと瞼を閉じる。


挿絵(By みてみん)


「ユリ-!セト君、ご飯よー!」


後ろでお母さんが呼んでいる。


「もう、大丈夫です」


ゴシゴシと袖で涙を拭き、僕はセト君に手を差し出す。


「ノーザンライツのご飯は芋ばかりだけど美味しいんですよ」


「そうなのか。海賊のご飯は憧れだったから有り難いにゃ」


と言って手を握る。


きっとすぐヴァンとこうやって出来る日がまた来るんだ。それまで我慢。我慢しよう。


セト君の手を引き、僕達は食堂室へ向かう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ