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7-2

 夢。

 それが夢であることはすぐにわかった。

 どこかを走っていく。

 公園、見覚えがあるような家並み、川沿い。

 まるで足がないかのように、遅々として進まない。

 しかし、急き立てられるように、焦りと恐怖だけは感じられる。

 逃げるように後ろをなんども振り返って、ようやく家にたどり着く。

 ほっとすると同時に、どっと汗が噴き出る。

 見慣れない小さな靴を蹴りだすように脱ぐ。

 待っていた母親に「どうしたの」なんて聞かれる。

「なんでもないよ」って答えて、笑った。

 それから、母親がリビングの机で開いていた本を見て、優しく微笑む母を見て。

 だんだんと白靄に包まれる。

 夢は歪んで、私は自分の身体を感じた。



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