告白
その2
告白
私の名前は、ナツキ。
部活は、女子バスケ部に所属している。
友達はまあまあいると思う。
なかでもリサとは小学校からの友達でいつも一緒にいる。
リサは美人な上にスタイルも良く成績もいつもトップクラス、クラスの人気者だ。
当然モテる。
一方、私は小学校からやってきている
バスケ以外はフツーの女の子。
そして、小さかった頃から男の子と遊んでいたせいか気が強く少し男の子っぽいところがある。
正直、リサとは釣り合わないきがする。
でも、リサは私のことが好きみたい
今日もほら、
「ナーツーキー」
と言って、抱きついてくる。
「なに、」
「どうしよう、1組のマモル君に告られちゃた」
「で、オッケーしたの」
「いやだなぁ、するわけないじゃん」
「じゃ何しに来たのよ」
「自慢しに」
とウインクをしてくる
"ウザ、かわいこぶんな"とおもいながらも口には出さない
さすが、私エラい。
「調子のんなブス」
おっといけない、我慢できなかった。
「あははは、私ナツキのそういう正直なとこ大好き」
私とリサの会話はいつもこんな感じ
ずっとこのままだと思ってた。
そうあの日まで、
その日、私は後輩の男の子に屋上で
呼び出されていた。
実はこうして男の子に呼び出される
のは、珍しくない。
もちろん、内容は告白でわなくリサと仲がいい私に自分をリサに紹介してくれというものだった。
もちろんことわってきた、
だってさそういうのって自分でどうにかするもんじゃん。
この子も同じことを頼むと思っていた。
「スキです」
はいはい、リサがね。
「ナツキ先輩が好きです」
は? 私