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僕達の青春  作者: ハルさん
1/8

サマーウェーブ

1話1話短いのですぐ読めます。

その1

サマーウェーブ


僕の名前は、ケンタ。

趣味はサーフィンの高校生だ。

今日は僕の町でサーフィンの大会がある。

これに優勝したら一つ上の先輩に告白すると決めていた。

この日のために2ヶ月みっちりコーチもつけてもらい練習してきた。


「リラックスしてけよ」


気付いたら、隣にコーチが来ていた。


「はい、大丈夫です」


"レースに参加する人はコーナーに入ってください。"


「行ってこい」


バシッと背中をたたかれ喝を入れられた。

コーナーに入ると足が震えていることに気がついた。


「フッ」自然と笑みがこぼれた。

"ブー"という音がしてレースが始まった。

海が大きく揺れ大きな波が来た。







次の日、


「スキです」


屋上で僕は先輩に告白した。

返事は返ってこなかった。先輩は黙ったまま去ってた。

意外とショックは小さかった。

まだ、断れていないと心のどこかで思っていたのかもしれない。

後日、コーチから


「波には乗れても

女には乗れなかったな」


と笑われた。


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