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愛妻語録  作者: keikato
703/719

703 親子の絆

 子供からの連絡。

 それは決まって妻にあり、それはまた親子の絆ともいえるものだ。

 妻もうれしそうだ。

「赤子と引き裂かれた母親がおったんやけどな。別れた子に会いたい思いが草のツルになって、二つの村を隔てた谷に橋を架けるんよ。母と子をつなぐ愛の橋をな」

 オレは子想い橋という昔話をしてやった。

「あんた、うらやましいんね?」

「そんなツル、男親のオレにはないけんな」

「ツルなら、あんたにもあるやないね」

「なにが?」


 妻いわく。

「金ヅル」


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