701/720
聞いてない
夜、七時過ぎ。
あずかっていた孫二人を迎えに来た次男だが、我が家で飯を食うなり横になってテレビを見ている。
この次男。
情けないことにいつもボーッとしている。
今も妻が話しかけたのに、テレビに見入って振り向きもしない。
妻の声が耳に入らないのである。
「こらっ! お母さんがなんか言ってるやろ」
「えっ?」
次男が振り向く。
「ボッーとしとってから、ほんと、ひとの話を聞かんヤツやな」
妻いわく。
「お父さん、今のはあんたに言ったんやけど」
夜、七時過ぎ。
あずかっていた孫二人を迎えに来た次男だが、我が家で飯を食うなり横になってテレビを見ている。
この次男。
情けないことにいつもボーッとしている。
今も妻が話しかけたのに、テレビに見入って振り向きもしない。
妻の声が耳に入らないのである。
「こらっ! お母さんがなんか言ってるやろ」
「えっ?」
次男が振り向く。
「ボッーとしとってから、ほんと、ひとの話を聞かんヤツやな」
妻いわく。
「お父さん、今のはあんたに言ったんやけど」