表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛妻語録  作者: keikato
687/720

687 ほんとに

 本日、シチューを作った。

 箱の裏面の作り方を見ながら慎重に作った。

 ジャガイモ、ニンジン、タマネギの分量。

 水と牛乳の分量と、入れる順番。

 火の加減。

 炒めたり、煮込んだりする時間。

 ついに完成である。

 妻が来た。

 箱の裏面をオレに見せて言う、

「ここ、ちゃんと読んだ?」

「ああ」

「前は読まないで、牛乳を入れ忘れたやない」

「ほんとほんと、ほんとに読んだって」


 妻いわく。

「知ってる? あんたがほんとにって言うのが、一番信用できんのやけど」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
そうです、その「ほんと、ほんと」は信用できません。 私も偶〜に料理を作る事があるんです、それで箱の裏を読みその通りに作っている筈なのに出来上がった物は何か違うもの。 もう一度箱の裏を読み直すと、…
えっ! 私も子供からよく叱られるやつ。 何を入れ忘れた?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ