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686 いつも眠ってる
「最近、ぜんぜん運動してないやろ」
妻が外を歩いておいでと言う。
言われてみれば、たしかにそのとおりである。
昨年末、妻が体調をくずしてからというもの、自分だけ歩くのが面倒になっていたのだ。
「そうやな。でも夢の中じゃ、恐ろしいヤツから逃げまわって、よく走ってる」
「そんなことで運動になるんね」
「それがけっこう、夢の中で足が動くんよ。で、そんなときはいつも寝不足や」
妻いわく。
「いいやないね。あんた、いつも眠ってるみたいやけん」
「最近、ぜんぜん運動してないやろ」
妻が外を歩いておいでと言う。
言われてみれば、たしかにそのとおりである。
昨年末、妻が体調をくずしてからというもの、自分だけ歩くのが面倒になっていたのだ。
「そうやな。でも夢の中じゃ、恐ろしいヤツから逃げまわって、よく走ってる」
「そんなことで運動になるんね」
「それがけっこう、夢の中で足が動くんよ。で、そんなときはいつも寝不足や」
妻いわく。
「いいやないね。あんた、いつも眠ってるみたいやけん」
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