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愛妻語録  作者: keikato
647/719

647 ミツマメ

2019.4 作

 先日、ミツマメを買って帰る。

 妻に食われる恐れがあるので、それを冷蔵庫の奥の奥、ちょっとやそっとじゃ見つからない場所に隠した。

 夜のお楽しみである。

 が、その夜。

 オレはミツマメの存在をすっかり忘れていた。

 で、本日の夜。

 スーパー銭湯から帰ると、一人こっそり食べようと台所に行く。

 ミツマメは冷蔵庫から消えていた。

 妻に見つかったのだ。

「オマエ食ったやろ、冷蔵庫に入れてたオレのミツマメ」


 妻いわく。

「あれ、名前が書いてなかったけど」


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― 新着の感想 ―
[一言] 名前を書かれていた場合、奥さまのコメントがどうなるのかが気になります(笑)
[一言] そうだ! 名前を書いて無いのが悪いんだ! 食い物系の話しを読むと、食いたい食いたいって思いがつのり私怨が湧き上がるんです。ごめんなさい。 自分用の小型の冷蔵庫買ったらいかがですか? 鍵…
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