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愛妻語録  作者: keikato
639/721

639 あとがない

 夕飯時。

 自分の部屋に閉じこもって、パソコンの囲碁ゲームをやっていると……。

「ごはん、食べられるわよ」

 妻が顔をのぞかせた。

「もうすぐ勝負がつくんで、あとで食べる」

 囲碁ソフトのお兄さんと戦いの真っ最中、今はちょうどきりが悪いのである。

「冷えてしまうわよ」

「かまわんけど」

「ねえ、いつまで待たせるのよ」

 妻の声のトーンが高くなる。

「だから、オレはあとで食べるって」


 妻いわく。

「いろんな意味で、あんたにはあとがないと思わんとね」


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[一言] ヒィィィーー! kei様! 早く、速く、奥様に謝ってー!
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