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愛妻語録  作者: keikato
632/719

632 夢にうなされて

 夜明け前。

 ひどく恐い夢を見て目を覚ました。

 それからすぐに明かりがついて、妻が部屋に入ってきた。

「あんた、どうしたん?」

 洗面所から戻る途中、オレのうめき声が聞こえたので、どこか悪いのではないかと心配して部屋をのぞいたのだと言う。

「夢の中で変なもんが近づいてきてな。それで逃げようとして声が出たみたいや」

「ほんとびっくりするやないね」

「そいつ、めちゃくちゃ恐かったんやけんな」


 妻いわく。

「夜中に騒ぐあんたの方がよほど恐いわ」


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― 新着の感想 ―
[良い点] 照れ隠しって奴ですかね? 魘されてるkeikato様が怖ければ、心配して部屋を覗かせないでしょ。
[一言] わかります。 父がよく悪夢にうなされてます。 家に押し入ってくる悪党と闘ったとか。 得体のない怪物と闘ったとか。 この年になってよくもまあと呆れますが…。 はっきりいって、丑三つ時に、変なう…
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