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573 別人になれば
常々、妻から顔のことで揶揄される。
もし別な顔であったら、また別な人生であったかもしれない。
なら顔が別人になれば、これからの人生も別人として送れるのではなかろうか。
妻に問いかけてみた。
「なあ、オレの顔が別人になったら、オマエどうする?」
「笑う」
「それが笑えんのや。いっぱい整形して、オマエもわからん顔になるんやからな」
「あんた、なんか悪いことをしたん?」
「なんで?」
妻いわく。
「警察に追われるようなことしたのかと思ってね」
常々、妻から顔のことで揶揄される。
もし別な顔であったら、また別な人生であったかもしれない。
なら顔が別人になれば、これからの人生も別人として送れるのではなかろうか。
妻に問いかけてみた。
「なあ、オレの顔が別人になったら、オマエどうする?」
「笑う」
「それが笑えんのや。いっぱい整形して、オマエもわからん顔になるんやからな」
「あんた、なんか悪いことをしたん?」
「なんで?」
妻いわく。
「警察に追われるようなことしたのかと思ってね」
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