愛妻語録

562 ヌカに釘

2016.11作

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　念願だったホームページを開設した。

　とはいえ自分では作れないので、次男に作成してもらった。

　ところが、その後の記事の更新ができない。

　それで次男に頼むのだが、忙しいのなんだかのと言って、なかなかやってくれない。

　すでに十日も無視され続けている。

「アイツ、めんどうくさがって、なんべん言うてもしてくれん」

「あきらめんと。あの子はヌカに釘なんやから」

「だいたい優しさというもんがないんやけん」

　妻いわく。

「やっぱり、あんたの子やなあ」