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愛妻語録  作者: keikato
525/719

525 貧乏ゆすり

 ファミレスに妻と昼飯を食べに行った。

 注文をすませたあと、妻がひどく顔をしかめ、オレの足元に視線を送って言う。

「ねえ、それやめてくれん?」

 無意識のうちに、いつもの貧乏ゆすりのクセが出ていたのである。

「やめられん。これは足の運動をしてるんやけん」

「また、そんなことを言ってから。貧乏ゆすり、みっともないんやけんね」

「なんが貧乏ゆすりか。オレは金持ちやけん、これは金持ちゆすりや」


 妻いわく。

「じゃあ、今日はあんたが払ってね」


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― 新着の感想 ―
[一言] 奥さまが1枚上手でしたね!(笑)
[一言] 最後のオチで笑いました。 なるほど。奥さん上手ですね。 貧乏ゆすり。私も嫌いですが、ある本に、貧乏ゆすりは無意識のストレスを開放しているのであるから、止めない方がよいと書いてありました。 …
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