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510 くじけずいじけず
物語の創作に熱中していると、隣から妻が声をかけてきた。
「飽きない?」
「べつに」
「イヤにならん?」
「悪いんか」
「ううん」
「悪いことをしてるみたいに聞こえるんやけど」
「うちは感心してるんよ。あんたが頑張ってるのを見て」
「ほんとか?」
「ウソやないって、なんでそんなに頑張れるのかってね」
「頑張るしかないんよ。くじけたり、いじけたりしたら、そこで人生は終わりやけんな」
妻いわく。
「ほんと、くじけもいじけもせんで、よくその顔で」
物語の創作に熱中していると、隣から妻が声をかけてきた。
「飽きない?」
「べつに」
「イヤにならん?」
「悪いんか」
「ううん」
「悪いことをしてるみたいに聞こえるんやけど」
「うちは感心してるんよ。あんたが頑張ってるのを見て」
「ほんとか?」
「ウソやないって、なんでそんなに頑張れるのかってね」
「頑張るしかないんよ。くじけたり、いじけたりしたら、そこで人生は終わりやけんな」
妻いわく。
「ほんと、くじけもいじけもせんで、よくその顔で」