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愛妻語録  作者: keikato
501/721

501 叱られる

 子供の頃、母にひまなし叱られた。

 結婚後は、ことあるごとに妻に叱られてきた。

 娘二人が成長してからは、その娘たちからなんやかんやと意味もなく叱られる。

 何をしても叱られる。

 何を言っても叱られる。

――女という生き物は、生まれながらに男を叱るのが好きなんだろう。

 最近、つくづくそう思う。

 そうも思うが、自分に叱られるところがあるから叱られるのだろう。

 今日も妻に叱られた。

「オレ、叱られてばかりやな」


 妻いわく。

「あんた、うれしいやろ」

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― 新着の感想 ―
[一言] しかられる。いやですね。 でもそうかな? 女性全般にはあてはまらないと思いますよ。 だって私は、夫も父も息子もしかりませんもの。 逆はあるけど〜。
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