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愛妻語録  作者: keikato
442/719

442 優しい言葉

2018.5 作

 今年はオレたち夫婦の母親がそろって逝き、それとともに孫三人が次々と生まれた。

 さらには出産した娘や嫁、それに生まれた孫たちの世話でなにかと忙しかった。

 一年を通し、もう若くない妻は疲れ気味である。

 そんな妻にねぎらいの言葉をかけた。

「苦労かけるな」

「優しいことを言ってくれるんやね」

 妻がにっこりする。

「あたりまえや、オレはいつもオマエのそばにいてるんやからな」


妻いわく。

「そうやね、うちに一番苦労をかけてるのはあんたやもん」

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんなやり取りの中にも絆を感じますね。 私は上手くいっていない夫婦しか見てきてないので、上手な関係を築くコツみたいなのが知りたいです。
[一言] 拝読しました。 笑いました。奥さんの言葉に実感がこもっています。 けれど……旦那さんは死ぬまでそばにいてほしい存在ですよね。
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