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43 プチッ!
夜も十時を過ぎて……。
「オレ、朝が早いんで寝るけんな」
隣でテレビを見ている妻に声をかけた。
「うちも寝るわ」
「じゃあ、コタツを切るぞ」
「うん、消して」
「プチッ!」
オレは確認するように声に出して、コタツのスイッチをオフにした。
「テレビも消すぞ。プチッ!」
これも声に出し、リモコンでテレビを消す。
それから妻の腹を指さして……。
「ついでやけん、そこの余計なぜい肉も消してやるわ。プチッ!」
妻いわく。
「あんたの顔も、プチッ!」
夜も十時を過ぎて……。
「オレ、朝が早いんで寝るけんな」
隣でテレビを見ている妻に声をかけた。
「うちも寝るわ」
「じゃあ、コタツを切るぞ」
「うん、消して」
「プチッ!」
オレは確認するように声に出して、コタツのスイッチをオフにした。
「テレビも消すぞ。プチッ!」
これも声に出し、リモコンでテレビを消す。
それから妻の腹を指さして……。
「ついでやけん、そこの余計なぜい肉も消してやるわ。プチッ!」
妻いわく。
「あんたの顔も、プチッ!」
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