表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛妻語録  作者: keikato
405/721

405 二人の旦那

 この世の中。

 自分そっくりな人間が三人いるという。

 真否のほどは不明だが、それがクローン人間であればうなずくこともできる。

 妻に意地悪な質問をしてみた。

「ある日、家にオレが二人いたらどうするな?」

「なんで二人なんね?」

「一人はクローンなんよ」

「でもいろいろ質問したら、どっちが本物かわかるんやない?」

「それが答えることも同じでな」

「そう……」

「なあ、どうする?」


 妻いわく。

「この際ちょうどいいけん、二人とも出ていってもらう」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 一緒に出ていってもらう。思わず吹き出しました。 例えば、本物の夫と喧嘩したとき、クローン夫は妻の味方をしてはくれないのでしょうか? 夫側につかれると、実にうっとうしいですね…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ