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377 ちがう
風邪をひいて十日たつ。
こういうご時世、妻の命令に従い、自分の部屋で監禁が続いている。
この間。
ヒゲを剃らずにいたらずいぶん伸びた。
そんなオレの顔を見て、妻が言う。
「あんた鏡を見て、宮崎駿みたいになってるけん」
「そうか?」
オレは洗面所の鏡をのぞいてみた。
白いあごヒゲはたしかに宮崎駿に似ているが、オレの方がずっと男前である。
妻に報告する。
「宮崎駿というより、オレは玉置浩二やな」
妻いわく。
「ちがうちがう、ぜんぜんちがうわ」
風邪をひいて十日たつ。
こういうご時世、妻の命令に従い、自分の部屋で監禁が続いている。
この間。
ヒゲを剃らずにいたらずいぶん伸びた。
そんなオレの顔を見て、妻が言う。
「あんた鏡を見て、宮崎駿みたいになってるけん」
「そうか?」
オレは洗面所の鏡をのぞいてみた。
白いあごヒゲはたしかに宮崎駿に似ているが、オレの方がずっと男前である。
妻に報告する。
「宮崎駿というより、オレは玉置浩二やな」
妻いわく。
「ちがうちがう、ぜんぜんちがうわ」
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