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愛妻語録  作者: keikato
37/719

37 心と心

 年末の寒風が吹きすさぶなか……。

 妻と車で買い物から帰ってくると、道路をはさんだ向かいの家のご主人が洗車をしていた。

「ねえ、あんたも車を洗ったら?」

「いや、やめとく」

「なんでよ?」

「オレはやりたいんやけどな、車のヤツが寒いんで洗ってくれるなと言うんや」

「あんた、車の言うことがわかるの?」

「長いことつき合ってたら、心と心がおのずと通じ合うもんなんよ」


 妻いわく。

「うちとは何年いっしょにおっても、ぜんぜん通じ合わんのにね」



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