表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛妻語録  作者: keikato
330/721

330 雨が降る

2016.12 作

 丸まった靴下を見て、妻が目くじらをたてる。

「またこんなところに。いつになったら、洗濯カゴに入れられるようになるん?」

 これは昨日のお叱りで、今日のオレは言いつけどおり、脱いだ靴下を洗濯機に放りこんだ。

「雨が降るんやない?」

 妻が憎まれ口をたたく。

 すると、夜になって雨が降り始めた。

「やむといいんやけど」

 妻が雨空を見上げる。

 明日、長女とドライブの予定なのだ。

「残念やけど雨やな」


 妻いわく。

「あんたがつまらんことをするけんよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私も家では、裸足派なので、帰って来てすぐ脱ぐ→出かけるとき脱いだのをはく→家で脱ぐ。で、靴下は放置状態になりますw  靴下をキチンと洗濯籠にいれると雨が降る。雨ごいの儀式の時に便利かもww
[一言] (* ̄▽ ̄)フフフッ♪ せっかく言われたとおりにしたのに、つまらんことするからよ!とご叱責受けるとは……。 笑ってしまいました。 ところでkeikatoさんのお宅では、靴下の怪というものが…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ