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302 いらん世話
2016.12 作
妻がポリポリと腰をかいている。
パンツのゴムのあたりが痒いらしい。
「見栄をはって、小さいパンツを買うからや」
「いらん世話やわ」
「なんなら、オレのパンツを貸してやろうか。ゆったりしてるんで痒くならんぞ」
「あんたのを借りるぐらいなら、そこにある紙オムツをはくわ」
紙オムツは孫用の買い置きである。
「オマエの尻、さすがに紙オムツは小さすぎて入らんやろ」
妻いわく。
「あんたのをはくと思えば、それくらいなんね。根性ではいてみせるわ」
2016.12 作
妻がポリポリと腰をかいている。
パンツのゴムのあたりが痒いらしい。
「見栄をはって、小さいパンツを買うからや」
「いらん世話やわ」
「なんなら、オレのパンツを貸してやろうか。ゆったりしてるんで痒くならんぞ」
「あんたのを借りるぐらいなら、そこにある紙オムツをはくわ」
紙オムツは孫用の買い置きである。
「オマエの尻、さすがに紙オムツは小さすぎて入らんやろ」
妻いわく。
「あんたのをはくと思えば、それくらいなんね。根性ではいてみせるわ」