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269 あのおいさんも
次男のところが犬を飼い始めたそうで、我が家にその犬を見せにやってきた。
話を聞くに……。
犬の保護施設からもらってきたそうで、半年ほど前に前の飼い主が亡くなり、それからは施設に預けられていたのだという。
長い耳が垂れた黒っぽい中型犬である。
名前はミース。
犬の年齢で五歳だそうだ。
初対面のせいかおびえている。
「ミース」
オレが名前を呼んで近づくと、ミースがあわてて逃げていく。
妻いわく。
「ミース、あのおいさんもこの家の人なんよ」
次男のところが犬を飼い始めたそうで、我が家にその犬を見せにやってきた。
話を聞くに……。
犬の保護施設からもらってきたそうで、半年ほど前に前の飼い主が亡くなり、それからは施設に預けられていたのだという。
長い耳が垂れた黒っぽい中型犬である。
名前はミース。
犬の年齢で五歳だそうだ。
初対面のせいかおびえている。
「ミース」
オレが名前を呼んで近づくと、ミースがあわてて逃げていく。
妻いわく。
「ミース、あのおいさんもこの家の人なんよ」
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