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268 喉の薬
朝から喉がイガイガしてセキが出る。
喉によかろうとコンビニでキャラメルを買い、ついでに妻には好物のスルメを買った。
帰宅して体温を計ると三十八度もあり、寝室の布団で寝ることにした。
妻に念をおす。
「食うなよ、キャラメル。オレの喉の薬なんやけん」
「なんが薬ね!」
一時間後。
妻がやってくる。
「ちょっと歯医者に行ってくる」
前に治療していた歯の詰めものが取れたそうである。
「スルメをバクバク食ったんやろ」
妻いわく。
「ううん、喉の薬」
朝から喉がイガイガしてセキが出る。
喉によかろうとコンビニでキャラメルを買い、ついでに妻には好物のスルメを買った。
帰宅して体温を計ると三十八度もあり、寝室の布団で寝ることにした。
妻に念をおす。
「食うなよ、キャラメル。オレの喉の薬なんやけん」
「なんが薬ね!」
一時間後。
妻がやってくる。
「ちょっと歯医者に行ってくる」
前に治療していた歯の詰めものが取れたそうである。
「スルメをバクバク食ったんやろ」
妻いわく。
「ううん、喉の薬」
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