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221 ハナクソババア
夕食時。
「ねえ、食べさせてー」
二歳半の孫が妻に甘える。
そんな孫に言ってやった。
「オマエは保育園でも、先生に食べさせてもらってるんか?」
「ううん」
「じゃあ、自分で食べんと」
「ハナクソババアやな」
孫がオレを見て言う。
「おじいちゃん、ハナクソババアなんか?」
「うん、ハナクソババア」
妻がすかさず注意する。
「おじいちゃん、ハナクソババアなんかじゃないでしょ」
「そうなんぞ」
妻いわく。
「おじいちゃん、ハナクソジジイなんやけんね」
夕食時。
「ねえ、食べさせてー」
二歳半の孫が妻に甘える。
そんな孫に言ってやった。
「オマエは保育園でも、先生に食べさせてもらってるんか?」
「ううん」
「じゃあ、自分で食べんと」
「ハナクソババアやな」
孫がオレを見て言う。
「おじいちゃん、ハナクソババアなんか?」
「うん、ハナクソババア」
妻がすかさず注意する。
「おじいちゃん、ハナクソババアなんかじゃないでしょ」
「そうなんぞ」
妻いわく。
「おじいちゃん、ハナクソジジイなんやけんね」
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