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181 幸せの扉
インターホンが鳴って玄関に出てみると、おばさん二人がいてチラシを手渡された。
読んでくれと言う。
見るに「幸せの扉を開けてみませんか」とあり、あらゆる悩みと苦しみを解決してくれるという。
布教活動であった。
妻にチラシを見せ、訪問者の話の内容を伝える。
「オマエ、その幸せの扉を開けてみらんか?」
「いい、こんなもん」
「そうやな、オマエにはオレという扉があるし」
「それも遠慮したい」
「なんで?」
妻いわく。
「開けたらにおいそうやもん」
インターホンが鳴って玄関に出てみると、おばさん二人がいてチラシを手渡された。
読んでくれと言う。
見るに「幸せの扉を開けてみませんか」とあり、あらゆる悩みと苦しみを解決してくれるという。
布教活動であった。
妻にチラシを見せ、訪問者の話の内容を伝える。
「オマエ、その幸せの扉を開けてみらんか?」
「いい、こんなもん」
「そうやな、オマエにはオレという扉があるし」
「それも遠慮したい」
「なんで?」
妻いわく。
「開けたらにおいそうやもん」
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