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166 目が腐る
右の尻のてっぺんが朝から痛い。
尻に何かができており、それがパンツにこすれると痛いのである。
で、妻に見てもらうことにした。
「尻かぶとのところが痛いんやけど、ちょっと見てくれんか?」
「イヤよ、自分で見たら?」
妻が小さな手鏡を持ってくる。
「そんなもんで尻が見えるわけないやろ」
「だって見たくないんやもん、あんたのお尻」
「ほんのちょっと見るだけやないか」
「ほんのちょっとでもイヤなんよ」
「なんで?」
妻いわく。
「目が腐るもん」
右の尻のてっぺんが朝から痛い。
尻に何かができており、それがパンツにこすれると痛いのである。
で、妻に見てもらうことにした。
「尻かぶとのところが痛いんやけど、ちょっと見てくれんか?」
「イヤよ、自分で見たら?」
妻が小さな手鏡を持ってくる。
「そんなもんで尻が見えるわけないやろ」
「だって見たくないんやもん、あんたのお尻」
「ほんのちょっと見るだけやないか」
「ほんのちょっとでもイヤなんよ」
「なんで?」
妻いわく。
「目が腐るもん」
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